素晴らしい人間関係を その14「自主性に期待する」

本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。
 

素晴らしい人間関係を シリーズ

 

<大前提>

他人はどんな手法でも絶対に変えることは出来ません。しかし、自分は変わることが出来る。

 

自分が変われば、鏡として映っている環境も、

やがて変わっていきます。

 

<基礎基本の3原則>

1つ 感謝に徹する

2つ 尊重する

3つ 相手の望むことをする

シリーズ その1~3でお話したそれです。

 

この3原則が基盤にある状態で、

毎度お話をしていきます

 

今回は

「自主性に期待する」

最後までお付き合い頂けると、幸いです。

 

 

もし動くなら

指示命令されて 行動したいか?

自らの考えを元に 行動したいか?

 

やることは同じでも

指示命令されてやることは、

無理矢理やらされていると感じやすく

どうしても嫌々やりがちです

 

自分の考えで試してみる場合は

遊び感覚やゲーム感覚になりやすく

やる気を持ちやすいのです

 

何故か?

 

指示命令された場合は、自分という存在が小さく感じられるから嫌なのです。上から目線でこられるので嫌なんです。

 

自分の考えでやれる場合は、自己重要感が満たされるから、やる気がでるのです

 

どんな場合においても

指示命令されてやったことよりも、

自分の考えで移された行動の方が、

やる気が出るのです。

 

 

相手に動いて貰いたい場合は?

多くの場合、指示命令で人を動いて貰おうとします

何故なら、その方が速いからです

 

自分にされて嫌な事を、他人にもしてしまっているのです

 

20世紀までは、それでも通用しました

誰がやっても同じ作業であれば、カリキュラムやマニュアルを渡し、やるべき事を指示命令するだけで、一定品質の商品を提供することが出来ました。

物創りの時代だったからです。

物創りは効率が命です。1日にどれだけ同じモノを増産できるかが勝負です。

其れが利益に直結します。故に指示命令型の組織で十分に利益が出たのです。

 

しかし

21世紀では、通用しなくなってきています

モノ余り・サービス過剰の世の中になりました。

決まり切ったことを、決まり切った様にやっていると

人も組織も、どんどん社会から退場を命じられます。

 

明らかに時代は変わっているのです

 

効率から効果へ

物に対しては効率を

人に対しては効果を

 

人が人を、喜ばせなければ成らないのです。

 

確かに、指示命令で動いても貰うのは速いし、効率も良いでしょう

しかし、やっている本人の気持ちが籠もらない何かが出来上がっても、それは手早く間違った結果を得られるだけ

 

多少時間が掛かっても、たとえ効率が悪かったとしても、

やってる本人の気持ちの入った

より素晴らしい事を遣って貰った方が

ずっと効果的です

 

では

指示命令ではなく、相手に考えを出して貰い、

自主的に動いて貰うには、どうしたらよいでしょうか?

 

「質問です」

 

指示命令

「上手くやるには、これをこうやって下さい」

 

質問

「上手くやるには、どうすれば良いと思いますか?」

 

答えを与えていくやり方ではなく、

相手を尊重し答えを引き出していく

相手に考えて貰い、自分で答えを出して貰うのです。

 

脳は最高の検索エンジンです

もし、適切な質問が与えられたら、

適切な回答を探し続け、

必ず、答えを導き出してきます

 

多少時間が掛かっても、

検索ワードを打ち込むと

最良の答えを検索し続け

必ず、答えを導き出してきます

 

脳はPC等とは比べ物に成らない、

最高の検索エンジンなのです

 

大切なのは「質問」 「検索キーワード」です

指示命令では検索は始まりません

相手に、自分に、「質問」をする事で検索が始まるのです

そして、必ず、答えを導き出してきます。

 

故に

言い切りの断定口調の習慣がある場合は

提案する様な、質問の習慣を身に付けていく事が大切です

 

相手の脳へ

自分の脳へ

適切な質問を投げかける

 

そして、

 

自主性を元に 効率ではなく効果を求めて

やる気ある行動をしていきましょう

 

 

最後までお読み頂きまして

ありがとうございます

ではまた

 

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