今日の一言 その１０７「心理的進化と記憶」
おはようございます！！
本日もお越し頂きまして、ありがとうございます！
一言シリーズですが
浮かんだ言葉を、ちょこっと書いてみます
記憶は人生に於いて大きな役割を果たします
その記憶の役割を 大きく分けて
物理的進化 心理的進化
２回に分けてお話ししてきました。
今回は「心理的進化と記憶」
最後までお付き合い頂けると幸いです。
「
心理的進化と記憶
心理的進化の 妨げになっているもの
残念ながら 其れが 「記憶」です
物理的進化の 最大の功績者である記憶が
心理的進化を 最も邪魔しています。
例えば
幼稚園を卒業し 小学校に行きます
はじめの頃は 小学校に行くことを嫌がります。
心理的に居心地の良かった 環境が変わったからです。
心理としては、小学校には行きたくなく、
幼稚園に戻りたいという 気持ちで一杯なのです。
人は 新しい自分に対して、
古い自分が懸命に抵抗するのです
新しい環境に身を置く これが進化成長の鍵です
１０才から３０才までの２０年間を、が最も外的環境が変わる時であり、その時の記憶が 沢山思い出す傾向があります
外的な環境が強制的に変われば、
たとえ古い自分が 新しい自分に抵抗して来ても、
戻ることが出来ません
だから、変わることが出来ます。
成長することが出来ます。
しかし、一般的に３０才を超えると、
外的環境が固定化され始めます。
意図的に自分の人生を変える行動をしない限り、毎日、あまり大きな変化が無い日々になりがちです。
記憶が固定化していきます。
そして、環境を変える場面に出会った時、
新しい自分になろうする自分に
古い自分が強烈に抵抗してくるようになります。
そして、
新しい環境に変化をしようとする自分を否定し、
やらない方がいい理由を賢明に探し、
簡単に、古い自分へと戻ってしまいます。
この古い自分からの抵抗は、人生における最大の敵です。
何故古い自分が優勢に成ってしまうかといいますと
自分の知っている今の延長線であれば、過去の記憶で対応できるからです
新しい自分だと、この先、どうなるか分かりません。
分からない事に 人は不安と恐怖を感じます
故に 新しい自分に成ることを 抵抗するのです。
本当に古い自分から新しい自分に変わる為には、
物理的に絶対に後戻り出来ない環境と、
その心の進化を既に経験している他者
の両方を必要とします。
常に自分を厳しい環境へ追い込める人であれば、
進化成長に年齢は関係ありません。
長く生きれば生きるほど、
日々、過去最高の自分を更新し続けます。
記憶があるからこそ、
物理的な進化が可能となり、
心理的な進化が不可能となる。
思考は、この矛盾を超えられません。
言葉と論理の限界なのです。
人の細胞は常に入れ替わっています。
６０億個の細胞は常に更新され
半年も経過すれば、全身の細胞が更新され、生物的 物理的には別人です。進化成長をしているはずなのです。
しかし、それは感じる事が出来ません。
記憶があるからです。
過去の自分の記憶を何度も思い返し、
過去の記憶を使った
未来への想像を続けている限り、
心に進化はなく、人生の改革は無いのです。
この記憶を忘れていくことができるか。
過去に縛られない 行動の原理を過去にしない
心の長期貯蔵庫が記憶でっぱいになっている所に、
空っぽのスペースを、どれだけ広く創ることが出来るか。
未来に視点を向け、行動の原理を未来にする。
過去 → 現在 → 未来
にするのではなく
未来 → 現在 過去は流れ去るもの
古き自分が生み出す
不安と恐怖という強烈な情動が湧き上がって来ても、
決して後戻りが出来ない状況へ
どれだけ自分を追い込めるか。
乗り切るための 唯一の選択肢が
進化だけであるという 厳しい環境へと、
自らを置けるか。
これが心理的進化をする条件です。
物理的進化は人生の枝葉であり 根幹の成長を得られません
心理的進化が根幹の成長であり、これが出来て本当の成長です。
物理的進化を最も助け、心理的進化を最も邪魔するもの。
それが、「記憶」
人生最大の闘いは、常に自分の内側で起きています。
常に進化成長を目指し、
記憶で出来た「過去の自分」に耳を貸さず、
自分の目指す道を選択できる「新しい自分」を選択しましょう。
常に自分を 厳しい環境へ追い込める人であれば、
進化成長に年齢は関係ありません。
長く生きれば生きるほど、
日々、過去最高の自分を更新し続ける事が出来るのです！
日々着々と退化を続ける 「過去の自分」ではなく
日々着々と進化を目指す 「新しい自分」を目指しましょう！
」
今日も１日頑張りましょう！！
ではまた♪
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