「自由意思で今を生きる(1)」


今日は「自由意思で今を生きる(1)」について
お話させて頂きます。

本件はとても重要なお話の一つなので
2部構成にしてみました。

今回は、先に左脳的な理解をお伝えし
次回は、右脳的にお伝えしたいと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです

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「自由に自らの判断で選択する意思」

常にご自身の意思で選択されておられますか?

親が、パートナーが、子供が・・・
学校が、会社が、世間が・・・・
社会が、日本が、世界が・・・

この思考に捉われている方は
「自由意思で自らの人生」を生きておられません

「他人の人生」であり
「奴隷の人生」です。

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「そんな、社会常識的にしかたないだろう?」
って思われたなら

完全に奴隷思考であり
社会洗脳状態です。

この状態で設定したゴールは
「奴隷の精神」での発想になりますので
あなたの本当に望んだ願いではありません

自らの自由意思ではなく
他者が創りだした世界での意思になります
社会的催眠状態といえる状態です

他者を基準に生きる生き方
外部に求める生き方
信仰や洗脳で生きる生き方

これでは本当に満足いく
幸せな生き方は得られないと
お伝えしてきています

ここからの「解放」が
第一段階です

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さて、

「そんなのできているよ?
自らが主体的に選択しているよ!」

っと思われる方もいらっしゃると存じます。

しかし、殆どの人は
自由意思で行動している気になっているだけで

実は、過去の記憶から構成された基準で
判断と選択しています。

この思考パターンを
コーチングでは
ブリーフシステムと呼びます。

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細分化し、コーチング用語で表すと
ハビット(=無意識を含む癖や習慣)と
アティヂュード(=無意識を含む判断や行動性向)
からなる
ブリーフシステム(=信念体系)という事です

要は、過去の記憶から構成された
「無意識の思い込み」の事です

その多くの記憶が
実は他者から埋め込まれたものであり、
全て過去の記憶で無意識に縛られています。

具体的には
子供の頃に
親や教師などに刷り込まれた信念という名の「思い込み」

メディアや政治家や巨大権力、社会通念など
あなたの周囲にある「思い込み」

これに基づいて判断・選択しているという事です

自分の自由意思で、
選択したり、判断している気になっていても
それは、あなたの自由意思ではないのです。

この様に一般的に
人は自由意思で行動していないのです。

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では自由意思の定義とはなんでしょうか?
この定義には2つあると言われています。

先ずは
「ランダム性」

「ランダム性」とは
何の規則性もないことであり
人為的・作為的でないことを指します

過去の記憶に縛られた
ブリーフシステム(信念体系)である限り
一般的に人間の行動や発言には
自由意思がないという事になります。

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次に
「他のものよりも一つ上の抽象度の判断ができる」

「より一つ上の抽象度」とは
物事をより高い位置から
俯瞰して観れるということで、
包括的に全体を観る事です。

物事を具体的に一辺倒で観ている限り
その階層での判断しかできず
そこに捉われている状態は
思考が制限されており
自由意思ではないという事になります。

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ではどうすれば、
自由意思を獲得できるか?

それには
コーチングでいう
現状の外側にゴールを設定することです。

過去の記憶に縛られた
ブリーフシステム(信念体系)を書き換え
新たなシステムに基づく自我の生成です

他人や社会の価値観
過去で構築された判断基準
これに縛られた自我を解放し

自分は
本当はどうなりたいのか?
本当はどうありたいのか?

自分の心で感じて
自分の頭で考え
自分で見つけていく

現状の外側にゴールを設定し
それを達成する過程で
今まで見えなかった様々なものが観え
結果として物事をより高い位置から
俯瞰して観られるようになる。

他のモノよりも
一つ上の抽象度での判断が出来るようになります

これで
「自由意思の素地」が出来ます

この方法論として
汎用性の高いコーチングを
どなたでもご理解頂けるように
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奴隷の人生や他人の人生
過去の想念から解放され

自由意思の素地が出来たところで
漸く自由意思の獲得に進みます

それは人生での
最終ゴールとも言えます

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さて、実はここからが今回の本題です

先ずは
ここで現実とは何かについて整理します

現実とは五感にもとづいた
物理空間の情報と考えられてきましたが

認知科学の発達後は、
情報空間の情報によって生み出された世界も
脳は現実として認識すると証明されています

よって、認知科学以降、
本人にとって臨場感のある世界が
現実であるということです

映画に見入っている状態
本を夢中に読んでいる状態
その様な時は、そこに展開されている世界が
現実世界になっているという事です。

脳の機能的に言えば、
現在ホメオタシス(恒常性維持機能)を
築いている対象が現実という事です

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次に「唯一無二の完全絶対」は存在しないことを
再認識して頂きます。

それには
ゲーテルの「不完全性定理」の理解が必要です

ゲーテルとはアインシュタインを
驚愕させた天才の一人です

不完全性定理が出てくるまでは
数理宇宙とは公理と定理の系で成り立つ
完全な無矛盾の空間とするのが
数学の基盤でした。

故に完全な世界である数学は
神の世界とされていました。

系とはシステムのことです。
公理と定理が集まって一つのシステムになります。

系(システム)が完全である為には、
命題同士で矛盾するものが入っていないこと
そして、証明不能の命題が入っていないことです。

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ゲーテルは「この命題は証明できない」という
証明不能命題を考え付きました。

その結果
「公理系の表現力が一定以上となった場合、
『完全』と『無矛盾』は両立しない」
ということを証明しました。
これを「第一不完全性定理」と呼びます。

そして
「ある条件を満たす公理系は、
それが無矛盾である場合、その公理系において、
それ自身が無矛盾であることを証明できない」
ことも証明しました。これを「第二不完全性定理」

簡単に説明すると
嘘つきが、自分が嘘つきだと言った
自己言及のパラドックス
パラドックスを使うとどちらとも言えない命題が
出来てしまう

「僕は嘘しかつかない。
本当のことは何一ついわないんだ。」

さて、もし今のセリフが本当なら、
彼は今、真実を語ってしまった。
もし今のセリフも嘘なら、
彼は普段から真実を語ることになる。

命題同士で矛盾が起き、証明不能な命題です。
要は系(システム)の不完全性を証明したのです。

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但し、ここでのゲーテルの定理は
自然数論に限定されたものでした。

その後、
様々な数学者や論理学者たちが
定理を拡大していき

1987年に数学者であり、
コンピューター科学者であるチャイティンが、
遂に数学全般まで拡張して
証明してしまいました。

これは量子力学が「不確定性原理」の確立で、
物理世界における不確定性を証明しましたが、
この「不確定性原理」が
数理宇宙(情報宇宙)でも働くことを示しました。

数学とは、
物理学をはじめとする自然科学、
哲学や経済学などの社会科学、
精神空間を含む全ての科学に於ける
公理・理論の最も純粋な記述言語です。

数学全般に不完全性が証明されたといことは、
学問のあらゆる系(システム)が
不完全であるという証明になってしまうのです。

この世に完全な系(システム)は
存在しないことの証明となりました。

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ゲーテルは
不完全性定理の働く系(システム)の中にいながら
自分は何故?
不完全性定理に気が付き、証明できたのか悩みました

「宇宙は閉じた系であり、外側がある。
その外側の存在が叡智を与えてくれた。
その叡智こそ神だ」結論づけ、
神の存在を証明しようと人生を掛けましたが
自らの不完全性定理に否定され続け、
最後は餓死してしまいました。

完全な系(システム)は存在しない。
これは「万物を創造した完全な系」さえ
存在しないという事です

宗教哲学者グリムは、
全知全能の神は存在しないと定理で証明しました。
神と呼ぶ対象さえ不完全であるという事です。

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物理空間から情報空間まで含め
宇宙全体に不完全性定理が働くとすると

仮に、宇宙の完全性(全知全能の神的存在)が
あるのだとすれば、それは理性を超越している。

理性を超越するには、
今よりも高次元の思考が必要であり
それには自らが系(システム)の外側に
出るしかありません。

そのことにより、
系(システム)の外側の情報に
触れることが出来ます
勿論、それさえ不完全性定理は働く訳ですが。

ゲーテルは
神に啓示を貰ったのではなく
現状に捉われず、高次元に思考したことにより

宇宙の基本原理である
不完全性定理に辿り着いたのです。

これは東洋哲学でいう
「空」と「縁起」の思想と同義です
要は現状から外側へ
抽象度高く思考したという事です。

現状の捉われず、高次元へ理性を超越させる。
それこそが、我々の本当の自由意思なのです。

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さて、話を少し戻します。
現状の外側にゴールを設定するコーチング理論

これは未来の縁起に働きかけて、
現在の選択を行うという事です

これは「自由意思」とは言い切らず、
「自由意思の素地」とお伝えしました

何故なら、
私たちが働きかけることのできる未来は
過去の経験などで得た知識、
脳の認識の記憶をもとに
想定したものです

これでは過去の因果から
自由にはなれていないのです。

「本当の自由意思」とは
自らの認識の範囲の外側から
未来に関する知識を手に入れて、
現在の行動に反映する事

高次元の思考が必要となるのです。

それは、
抽象度を上げて階層を上がるという事です

そして系(システム)の限界値まで到達し
そこから更に上に上がることが出来たなら
それこそ理性の超越した外側であり
東洋哲学でいう「空」となります。

認識の範囲の抽象度を上げ続けることで
そこに辿り着く。
そこは「悟りの世界」という事になります。

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ここで自由意思の定義を思い出してみましょう

「ランダム性」
「他のものよりも一つ上の抽象度の判断ができる」

この二つでした

では「本当の自由意思」を獲得するには
どうすれば良いのでしょうか?

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宇宙そのものが全抽象度にわたり
ランダム性を内包しています
それは何物からも自由であるということです。

自分自身の記憶でさえ、
自らを縛ることは出来ないということです
あなたは本来自由である認識が重要です。

但し「あるがまま=ランダム性」の自由には
規則性がありません

全てが許される自由の世界は
魔に反転することさえ自由です。

これが魔境に堕ちる由縁です。
意思という認知が必要であり、
そこには本来の意図が必要になります。

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そして、
自分自身の記憶、
ブリーフシステム(信念体系)から解放する

瞑想をしっかりと行い、
その上で、抽象度を上げていきます
瞑想はゴールを意識した止観が道を示します。

そして、全ては不確実で不完全
全て無くもあるし、全て有りもする
全ては関係性で存在している
全てに解放された、自由の世界に誘われます

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ここは
無いとも言えるし、有るともいえる「空」の世界
そこを沢山有るにするには「意図」が必要です。

でなければ、
あなたという評価関数が存在しなくなります

現状の外側にある
真の意図=真のゴール
其処への意思が認知を生みます

理性を超越した高次元からの叡智とは
ここから「ひらめき」として降りてきます

それこそ自由意思の賜物です。

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現状のブリーフシステム(信念体系)から解放され
自由となって選択できる「自由意思の素地」を創り

よりさらに抽象度を上げ続ける事で
自己の認識の範囲から頭を突き出し
本当の自由意思を獲得することを目指す

これが自由意思で今を生きる方法です。

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今回は、少し小難しいお話となりました。

ここまでお付き合いいただけた方は
IQが上がり、抽象度が上がったと思います。

次回は、もう少し踏み込み
自由意思について
右脳的に働きかけたいと存じます

楽しみにしていてください。

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是非、あなたの心から目指したい人生を
自在に生きてくださいね。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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