今日の一言 その170「お金≠安心」

おはようございます。

今朝もお越し頂きまして、
ありがとうございます。
 
それでは
今日も思いついた話をちょこっと
 
大体の人は
「お金がないから不安。だから、もっとお金があれば安心出来るはず」
という想いを抱きながら、生きています。

例えば、月収20万円の人であれば、もし収入が30万円になれば、今よりも10万円の安心が手に入るのでは、と思いながら生きているとします。

 
それは幻想です。

収入が20万円で20万円全部使っている人は、30万円になれば30万円全部使ってしまいます。

 
お金を使うのは簡単
・着る服をランクアップさせるのも簡単
・食べる物をランクアップさせるのも簡単
・住む場所をランクアップさせるのも簡単

お金に関しては、

「稼ぐ」「使う」「殖やす」「守る」と4つの要素をマスターしていく必要があります。
最も簡単なのが「使う」で、最も難しいのが「守る」です。
だから、増えたら増えた分、いつも使ってしまうのです。
 
結局、一生、
「もっと収入が多ければ」
という幻想を追い求めて
生き続けていくことになります。

安心はお金からやってこない

たとえば、ロックフェラーと言えば、世界有数の大富豪ですが、お金の心配で不眠症になったことがあるそうです。
本当の安心は、外から与えられるものではなく、「内」から感じるもの。

安心は感情の課題

どれだけ稼げるようになっても、どれだけ預金通帳の残高が多くても安心は手に入りません。
預金通帳に5億円残っていたのに、自ら人生を絶った人もいたそうです。
元々、80億円あって、5億円まで減ってしまったときに、
「もう、ダメだ」と絶望したらしいのです
どうすれば、本当の意味での安心を得られるのでしょうか?

いくつかあると思いますが、

今回は1つだけ。

お金がなくても本当は生きていけるということを知る
お金は道具です。

ないよりはあった方が便利な道具です。
 
道具というのは、ないよりはあった方が絶対にいいけど、なくても生きて行ける。

日本には、お金はありませんでした。物々交換で生きていました。

中国からお金が輸入されたのが、奈良時代。
1万2千年の日本列島の歴史の中で、お金の歴史は決して長くない。
庶民の間でお金も使って生活し出したのは江戸時代ですから、ここ300年くらいの話です。

しかも、今から約70年前の昭和21年2月。日本では預金封鎖が行われています。銀行にあったお金が引き出せなくなった。大量のお金よりも、大根1本の方が貴重な時代が日本にもあった。つい、約70年前の話です。

祖父母たちは、その時代もちゃんと生き抜いたから、今があるわけです。

実はお金がなくても本当は生きていける
この考え方がとても大事です。

そうでないと、
・お金のために仕事をし、
・お金のために人と付合い、
・お金のために人生を過ごす
という本末転倒なことが起きてしまいます。
 
人が主人のはずが、お金そのものが主人になってしまっている。
本当は、より豊かな人生を生きて行くために、お金という道具があった方がいいだけ。

誤解が無いように付け加えますが

お金がなくても本当は生きていけると知るということであって、
お金が大切ではないと言いたいわけではありません。
お金は重要です。

色々な物が買えますし、

色々なサービスを受けることができます。
速さを通じて、お金は時間も買えます。
 
誰だって欲しい便利な道具です。
ただ、お金という道具を得ながら、本当の安心や豊かさを得るためには、
お金がなくても本当は生きて行けると知っている

お金が足りない事で、

心の内が不安や恐怖で一杯になるのではなく、安心や愛によるものであれば、
お客さんを喜ばせることに集中できる。

本当の意味で、お金の面でも豊かになれるのは、お客さんを喜ばせることそのことに、自分の喜びも感じられるようになった時です。

 
だから、欲しいお金を充分に得られるようになる人間になる為にこそ、
「お金がなくても本当は生きて行けると知っている」ことが大事です。
 
お金に執着せずに、人へのサービスに集中出来る様になれた時、
物心両面での
本当の豊かさを感じられる様になれるのです。
 
最後までお読み頂きまして、
ありがとうございます。
 
今日も頑張りましょう!
それでは、また
 

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