素晴らしい人間関係を その1「感謝に徹する」

本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。

本日は
「感謝に徹する」
についてお話できればと存じます。
 
最後までお付き合い頂けると幸いです

<欲望と感謝>

①欲望

欠けている所を見つけて、

それを何とか埋めようとするエネルギー

例:コップに半分の水→半分入っていない

②感謝

満たされている所を見つけて、

そのことに「ありがとう」を伝えるエネルギー

例:コップに半分の水→半分も入っている

<欠けている所と満たされている所>

人間はその両方があります。

完全完璧な人などいません。

生きている限り、必ず、欠けている所があります。

生きている限り、必ず、満たされている所もあります。

大切な事は、欠けている所があるのことでは無く、

いつも満たされている所を、先ず見ようとしているかという、

「物の見方」です。

<欠けている所を見る人>

ネガティブ:判断、評価、非難、批判、指摘、助言、教える行為が多い

「貴方のために」と発言することが多い。これは嘘で本人が欲求不満なだけ。

こういう人は、人と接すれば接するだけ、敵をばかりを増やしていきます。

何故なら、人は論理の生き物では無く、感情の生き物であり、誰からも 判断、評価、非難、批判、指摘、助言、教える行為に、良い感情を抱かないのです。反発が生まれます。

助言や教える行為は、立場が自分が上である表明であり、上から下にモノを教える姿。

どんなに言葉づかいを慎重に選んだとしても、教える立場は相手より上に立っていることになります。

私は上で 貴方は下ですよ?と伝えて 相手がいい気持ちになることは殆どありません。

<人は、自分がどれだけ間違っていても、決して、自分が間違っているとは思いたがらない生き物です。>

どんな人も、自分こそが正しいと思いながら生きています

自分が成功し、自分自身が幸せになりたいと願い、日々一生懸命に生きています。

他人が見て どれだけやる気が無い様に、不真面目に、無気力に見えたとしても、本人は一生懸命に生きているのです。

仕方がないとは思っているかも知れませんが、自分自身が間違ってるなんて、全然思っていないのです。

我々は偏見が多く、虚栄心、利己心等々色々なモノを抱えながら生きています。

他人がどう判断しようが、本人は正しい事を考え、正しい選択をし、正しい発言をし、正しい行動を取っていると信じながら生きています。

それが私たち 人間です。

故に、判断、評価、非難、批判、指摘、助言、教える行為は、一切無駄なのです。

「貴方のために」って貴方のためにはなっていないのです。

そんな話は聞きたくないのです。

仮に、これを相手に言ったとします。

それは感情面での敵対関係になるだけです。

相手を傷つける事になりかねません。

傷つけられたのは、論理では無く感情です。

相手は、以前より更に、自分の考えが正しいと躍起になってしまいます。

この人私のこと理解してないしてくれないと判断し、相手が間違っていて、自分はより正しいと、自分の考え方をより強化する事になります。

<何故、他者を変えようとするのか?>

自分自身を変えようとするより、他者を変えた方が、楽なような気がするからです。

しかし、実際は、他者を変えることは不可能であり、唯一出来ることは、自分自身を変えていくことです。

仮に相手を変えようと実行した場合、必ず歪みが起きます。何れその歪みは、反発という形で貴方に返ってきます。

人は他人から変えられたいなんて少しも思っていないのです。思っていない事を無理矢理やろうとしても、お互い不幸になるだけです。

まして、自分自身が完全完璧ではないのに、他者に其れを望むというのは、道理にあわない行為です

<満たされている所を見る人>

ポジティブ:受け容れる、認める、肯定する、ほめる、理解する

人には、必ず欠点があるように、必ず長所があります。

其処を見ようとする、見つけようとする視点、物の見方が「感謝」なのです。

<相手に関心を持つ>

相手が頑張っているところ

相手が成長しているところ

相手の長所などを

見ようとする。見つけようとする。

そして、その事を受け容れ、認め、肯定し、ほめて理解する。

相手の言葉づかい、相手の考え方、相手の行動で欠けている所を見つけようとするのではなく、良い所を見つけ、受け容れ、認め、肯定し、ほめて理解する。

これがとても大事なのです。

<会う人、会う人を味方にしていくことが出来ます>

「この人だけは、認めてくれた」

「この人だけは、分かってくれた」

「この人だけは、共感してくれた」

人というのは、全面的に認め、肯定、共感、ほめて貰った経験は殆どありません

指摘や注意、改善点を言われる、助言を貰う、教えて貰うということは沢山受けるのですが、自分自身を認めて貰えた、肯定してくれた、共感した、ほめて貰った経験ってものすごく少ないのです。

これを相手にしてあげることが出来たなら、相手にとって、貴方が特別な存在なります。

全ては、感謝に徹する事によって起きるのです。

相手の言葉づかい、相手の考え方、相手の行動に対して、この人こんな良いところがあるのか、こんな素晴らしいところがあるのかと受け容れ、認めてあげ、それを相手に態度で示してあげれば、味方を増やしていくことが出来ます。

人に会った瞬間、

相手の欠点に眼が付くか?

それとも

相手の長所に眼が付くか

物の見方次第で、人生は180度変わっていきます。

感謝する事です。「ありがとう」を伝えましょう。

これが、最初にして最大の原則です。

相手の良い所、素晴らしい所、頑張っている所等を、見つけようと努力をしているか?

相手の良い所、素晴らしい所、頑張っている所等を、見ようとしているかどうか?

これを少しずつでもやっていくと、

確実に自分自身が変わっていきます。

自分自身が変わっていくと、

確実に相手の反応も変わっていきます。

人間関係が変わっていくということです。

最後までお読み頂きまして

ありがとうございました。

ではまた

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