今日の一言 その94「革新(イノベーション)その3」

こんにちわ!!

本日もお越し頂きまして、ありがとうございます!

 
一言シリーズですが 
昨日の続き

「革新(イノベーション)その1」

「革新(イノベーション)その2」

の続きをお話致します

 

ご覧頂いていない方は 

「今日の一言 その90」 

「今日の一言 その92」を

先にお読み頂けると幸いです

 

では 本編です

 

今日は 今の日本には

どの様な指導者が必要なのか?

を題材にお話致します。

 

解凍→ 変革 → 再凍結

 

日本でもっとも判りやすく、我々の知っている有名人で

このマネジメントモデルを実行した人たちがいます。

 

織田信長 豊臣秀吉 徳川家康

革新を行った 誰もが知ってる 日本の英雄達です

 

この英雄達3者共に願った目的は 「平和」です

その為に3者が取った行動が

 

解凍→ 変革 → 再凍結

による 

革新=イノベーションでした

 

織田信長 は

<解凍>を行いました

室町時代にあった 古い慣習を徹底的に壊し、各国の垣根を武力で取り払っていきました。

平和を願い 古き悪しき制度を <解凍>したのです

この事で 変革の地盤を創りました

それが 織田信長の偉業です

 

豊臣秀吉 は

<変革>を行いました

信長の地盤を引き継ぎ、平和に必要な 新しいやり方を導入していきます

惣無事令・刀狩令等の豊臣平和令 太閤検地など、を導入し成功を収めていきます

この成功事例が 豊臣秀吉の偉業です

 

徳川家康 は

<再凍結>を行いました。

この安泰の平和な世の中を、過去のカリスマ的偉人や自分で無ければ維持できない常態では無く、誰でもいつでも継続できる為の仕組み・基礎基本、武家諸法度・参勤交代等の制度、徳川幕府という組織を創ったのです。

一度完成した 平和の時代を、<再凍結>したのです。

この事により 徳川幕府は260年余りの長期間 平和を継続させたのです。

これが 徳川家康の偉業です。

 

 

ここで気が付いて頂きたい事は、

その時期、ステージに於いて、指導者の在り方が違うということです

同じ指導者が この3者の英雄に成らなければいけません。

 

<解凍>は織田信長型

<変革>は豊臣秀吉型

<再凍結>は徳川家康型

 

同じ指導者の考え方では 成しえないのです

1人の指導者ならば 時期に応じて 

考えを変えていかないと、革新がうまく出来ないのです

 

では、

今の日本で必要な 指導者はどのタイプでしょうか?

 

<解凍>織田信長型の指導者です

 

古い制度、古い規則、古い組織を一旦、

全て解凍できる織田信長の様な

100%率先垂範型の指導者が 

最も必要とされています。
 

今の俗に言われる良い指導者とは

物わかりが良くて

もめ事を起こさない

人と人との調整が出来る

そんな 調整型指導者が 良い指導者だといった風潮がありますが、

 

今はその時期ではないのです。

 

色んな話を聞いて

色んな意見を出して貰って

みんなで話し合って

みんなで調整して と言った

調整型指導者が必要な時期はあります。

 

徳川家康型の指導者が再凍結した 制度が正しく運用されている世を 安定維持する時代であれば、この様な指導者が求められるのですが、今は違います

 

今はみんなで

話し合いましょうとかしている時代じゃないのです

みんなで 徹底的に議論を尽くしましょうとか

みんなの 意見を全部出し切って 一つにしましょう

みたいな時代じゃ ないのです。

それで上手く行く時代じゃ ないのです

 

日本は過去20世紀に大成功した国です。

故に、古い制度が至る所に残っています。

その古い制度や組織の中で

頑張れば・頑張るほど上手く行かない

という矛盾が起き続けています。

新しい時代には 新しいやり方が必要とされています。

その新しいやり方を全体に導入するためには、まずは

解凍が必要としてるのです

 

断言します 

調整型指導者では 革新は起こせません
<解凍>が出来る 指導者が必要なのです

過去に正しかったであろうやり方を一旦、全て破壊すること。

これまでの制度・規則・組織を、もう1度、真っ新に戻すこと。

そのためには、たとえ1人だったとしても、

100%率先垂範で前を歩き続けること。

そういう革新型の指導者こそが、

21世紀に一番必要とされている指導者なのです。

 

 

最後までお読み頂きまして

ありがとうございます

 

ではまた

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