経営学 その51「従業員満足度の向上」
本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。
本日は
「従業員満足度の向上」
についてお話できればと存じます。
最後までお付き合い頂けると幸いです
鏡面効果
顧客と従業員が直接接することの多い環境では、顧客の満足が従業員の満足に「ミラー(鏡面)効果」をもたらし、さらに満足した従業員は顧客の満足に影響を与えるという作用が働きます。
① 従業員→良いサービス→顧客
↓
② 顧客→感謝→従業員
↓
③ 従業員→更に良いサービス→顧客
従業員の満足度=顧客の満足度
↓
「どうやって従業員の満足度を高めるか?」
がポイントとなります!
従業員の満足度を高める方法
① 報酬
非金銭的報酬
<精神的満足>(建前)必要な報酬(感謝、賞賛、自己成長)
金銭的報酬
<物質的満足>(本音)優先すべき報酬(対価、お金)
優先すべきは金銭的報酬。これが満たされて次に非金銭的報酬です。この順番を間違えると双方不幸になります。
金銭的報酬の土台があって、次の段階の非金銭的報酬になるのです。両方が必要になります。
金銭的報酬はある一定レベルまで上がると、その上昇に対しての満足度が上がりにくくなります。そこで非金銭的報酬に重点をシフトすることで、自己重要感が満たされ満足度が上がります。
② 理念の浸透
「何故、理念の浸透が必要か?」
↓
価値観が多様化しているので「~ために」の方針を統一する必要があるから
「何故、規則やマニュアルの徹底だけでは上手くいかないのか?」
↓
顧客の要望も多様化してきているので、画一的なサービスでは顧客が満足出来ないから
③ 権限の移譲
その時、その瞬間に自分の裁量で、仕事が出来る事でやる気が出る。
従業員の満足を高めることで、顧客の満足度が高まる事に繋がり、結果会社に大きな利益をもたらす事になります。その為にも従業員の満足度を高める事が重要なのです
最後までお読み頂きまして
ありがとうございます
ではまた