素晴らしい人間関係を その27「相手の利益を考える」

本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。
 
素晴らしい人間関係を シリーズ

<大前提>
他人はどんな手法でも絶対に変えることは出来ません。しかし、自分は変わることが出来る。
 
自分が変われば、鏡として映っている環境も、やがて変わっていきます。
 
<基礎基本の3原則>
1つ 感謝に徹する
2つ 尊重する
3つ 相手の望むことをする
シリーズ その1~3でお話したそれです。
 
この3原則が基盤にある状態で、
毎度お話をしていきます
 
今回は
「相手の利益を考える」
最後までお付き合い頂けると、幸いです。
 

 

人の行動とは究極的には

「愛」によるもの

「不安」によるもの

 

多くの場合、「不安」によって行動します

何故なら

未来は分からない

人は未知のモノに対しては、不安を感じるように、本能がプログラミングされているからです。良い悪いでは無く本能なのです。

 

どんな人も程度の差はあれ、未来への不安を抱きながら生きています。そして、それが「まず、自分の利益を確保する」に繋がっています

 

「将来どうなるか分からない。先ずは自分の分をしっかり確保して、余裕が出来たら人に対して何かをしよう・・・・」

 

余裕・・・本当に余裕がある時は、一生やって来ません。

寧ろ、未来への不安が解消されないので、もっと貯め込むという事をします

 

自分の利益を確保したいのは本能であり、その源は、不安から来ています

 

大切なのは、今現在、どれだけ余裕があるかではありません。

人は常に不安を抱えながら生きていて、其れが解消されないので、自分の利益を考え続ける生き物だと、先ずは認める事

 

人は、基本的に利己主義です。

特別に、利己主義の人がいるわけではありません。

それは必ずしも悪いことではありません。

 

しかし

今回のテーマである

素晴らしい人間関係を築いて行きたい場合

この不安を乗り越えて、考え方の視点を

「まず、自分が何よりも先に」から、

「まず、相手が何よりも先に」へと変えていく

必要があります

 

つまり、

相手の利益をしっかりと考えた上での言動が重要

相手の利益

・物理的・金銭的利益

・精神的利益

 

自分の立場を脇に置いて、

まず、相手の立場を考えてみる

 

「これを言ったら、相手は喜ぶだろうか?」

「これをやったら、相手は満足してくれるだろうか?」

「これをすることで、相手は幸せを感じてくれるだろうか?」

 

頭の中を

「自分、自分、自分・・・」から

「相手、相手、相手・・・」へと変えていく

 

人は自分自身を高めることは、とても熱心です

勿論、重要なことです

しかし、それだけでは

素晴らしい人間関係を築いて行くことは出来ません

 

しかし、人が求めている事は

相手がどれほど凄い人か出はなく

自分は何が与えられたかです

 

人は基本的に 利己主義

未来への不安がある以上、仕方が無い事です

認めざる得ない事実です。

 

しかし

利己主義が利己主義のままで良いのか?

となると話は別

 

利己主義者が人から好かれる事は ありません。

せいぜい損得感情の表面上の人間関係だけ

 

「愛」による人との繋がりを求めた場合

自分の内にある不安に気付き、其れを直視

それでも、人間関係を大切にしたい覚悟が大事になります。

 

先ず、相手の利益になる事を考え

それが、自分の利益または仕事の利益になっているかを確認する

 

何処かに不利益が出ていると、長期的良好な人間関係を築くことは出来ません。

双方全てで利益が出る様になって、初めて素晴らしい人間関係になります。

 

不安という闇と闘うことは出来ません

不安が出てきたら、愛の対象を探すことです

 

自分が本当に愛している人の事を思う時

人の心の中から不安という感情が消え、穏やかさが戻ります

そして、相手にとっても利益になる言動へと繋がって行くのです。

 

最後までお読み頂きまして、

ありがとうございます。

それでは、また

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