経営学 その2「起業家精神」

こんばんわ!

本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。

本日は「起業家精神」についてお話できればと存じます。

最後までお付き合い頂けると幸いです。


起業家精神とは、考え方です。

事業家でも、起業家精神を持っていない人はいますし、
従業員でも、起業家精神を持っている人がいたりします。

昨日の復習です
企業の目的はなんですか?
「顧客の創造」と「市場の創造」です

この考え方を持っている人が、

起業家精神を持っている人なんです。

従業員でも、起業家精神を持っている人は企業家とも言います
従業員であっても、ルーチンワークに身を粉にするだけでは無く、
常に新しい商品サービスを生み出し、新しい顧客を創造するために思考している人です。


日本には、沢山の事業家はいます。
しかし、起業家精神を持っている事業家は稀なのです。

殆どの事業家は、

既存の商品の改定・改善であったり、

品質向上であったり、

既存の商品の自社オリジナル性による差別化などを実行します。

既にある市場の中で、

どーやってのし上がろうか?

生き抜いていこうか?

生き残っていくか?

を考え、切磋琢磨します。

これでは起業家精神を持っているとは言えません。

今までに無い、

新しい商品やサービスを生み、

新しい顧客を創造して行こう 

社会に新しい価値を生み出し、

新しい市場を創くろう

といった、起業家精神を持った日本人は稀なのです。

なぜでしょう?

学校教育の影響です。

現在の日本の教育は未だに、良い会社員に成る為の教育をしています。普通の良い人を、育てる為の教育を約12年受けているのです。

日本では起業家精神を育てる教育はしないのです。

新しい商品・サービスを生み出すという事は
アイディアを出し、行動をし、形にしないといけません

この考え方に繋がる、教育を受けていないのです。

極論ですが
答えを知っている教師が
答えを知らない生徒に
答えを教えてあげます教育なんです。

わかりますか?

現状の教育とは、
与える教育なんです。
貰える教育なんです。
用意されているものを渡される教育なんです。

問題も与えられます
解決法も与えられます。
言われた事だけ行動します。
この教育が主軸なんです。

子供たちが
自分から問題を見つけ
その問題を自分達で考え、
自分達で解決法を見つけ、
自分から積極的に行動していく。

この起業家精神を養う教育を、

受ける機会が非常に少ないのです。

既存の教育では、受身体質の大人が育つのです。

言う事を良く聞き、

言われた事を真面目にこなす
良い従業員を育てる教育を、

義務教育にしているのです。

これでは起業家精神は育たないのです。

自分でアイディアを出し
自分で行動して
自分で形にする

自分で問題を見つけて
自分で解決策を見出し
自分で行動する

この主体性を基軸にした精神を、
自我形成期の義務教育時に教育されていないのです。

その後の、

高校、大学に於いても、

基本は与える貰うの、受身教育です。
これでは起業家精神は育たないのです。

故に、

日本人で起業家精神を有している人は、非常に稀なのです。

他人から与えられるのでは無く、

他人に貰えることを、待つのでは無く、
自分から率先して、見つけ、思考し、行動する。
0を1にする。

この精神が大切なのです。

普通の事業家や 普通の業界の特徴は、
今ある既存の形を、

如何に改善してなんとかしようと考えるのです。

新しい顧客を創造する為に、

新しい商品やサービス 

全く新しいマーケットを生み出す

発想が乏しいのです。

想像は有ったとしても、

行動しなければ創造しないのです。

個人事業主になり、

創造できる立場に至っても、

「仕事下さい」「お金下さい」

の与えてもらう精神なのです。
取引先に「仕事下さい」って言ってしまうのです。

この「仕事を下さい」の一言は
起業家なら絶対に口にしてはならない、言葉です。
起業家精神を持っている人なら

本当に恥ずべき言葉だと、知っているからです。

起業家精神の無い方は
自分は何から始めたらいいですか?
自分は何をしたらいいですか?
自分は何を目差せばいいですか?
自分のやりたいことがわかりません
自分の好きなことがわかりません。
自分がどうすればいいかわかりません
自分の夢がわかりません
わからないと、すぐ人に聞くのです。

これらを、自ら考えるのが、起業家精神なのです。
起業家精神が無い方が事業家になっても、

不幸なだけです。10年まともに会社は続きません。


経営者としては、起業家精神とは必須スキルなのですが、
この起業家精神を持っている事業家が、稀なので、
立業して10年継続する会社は、1%と言われているのです。

自ら問題課題を作り出し、
自ら問題課題を発見して、
自ら問題課題を考え、
自ら解決方法を考え、
自ら実行していく。


想像した物を、行動して創造に変えて、

社会に新しい価値を提供していく。

この考え方を有している者が、
これが起業家精神を持った起業家なのです。

この様な方は絶対に口が裂けても、
「仕事下さい。お金下さい。」
なんて言わないのです。

この精神を持てない方は、従業員でいた方が良いです。
決まった仕事で、決まった時間に働き、決まった給料を、決まった日に貰う。
福利厚生も与えられ、全てを与えられる安定した世界です。
「仕事下さい。お金下さい。」と考えてしまう人は、

起業や独立は辞めましょう。必ず失敗します。

事業家として、

企業の目的を、

果たせる経営を目指すにであれば、
起業家精神を持つ。

全て自分で見つけ、考えて、行動する。
全て自分で行える。
この起業家精神が大前提という事です。

そして、

この起業家精神を有している人は、

従業員で有っても企業家であり、

従業員で有りながら、

社会に新しい価値を生み出しているのです。

大事な事は、
私は 独立した 起業家だっと言う見せ掛けではなく、
起業家精神を持っている者であるか?
此れが重要です。

といったお話でした。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます!

それではまた

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