第5の投資 「事業投資」
おはようございます!
本日もお越し頂きまして、ありがとうございます
えー、マズローの5段階欲求を連続して投稿してきましたが、
今回は、続きの第五階層の投稿ではなく、「5つの投資」の最後、「第5の投資」を先に投稿いたします。
丁度、どちらも5番目の解説が重なりまして、混乱させてしまい恐縮です。
本当に偶然です♪
ここから本編です。
「投資」とは?
投資とは、積みあがっていくものへ資産を投じること
投資とは、時間と共に価値が複利で上がっていくものへ資産を投じること
投資には5種類の種類があるとご説明しました。
今回は第5の投資
「事業投資」についてご説明致します。
事業の為に行う投資
資産にお金を使うこと
投資家が投資を行うに当たり、その投資先が、得た資金をどの様な事業投資をするかで、その先が読めます。故に効果的な事業投資とは何かを考えてみましょう。
その投資先は投資するに値するかを考えます。
20世紀の投資
土地、建物、機械設備
製造業や建築業などの物造りがメインの時代
時代の流れから、今後人口も減り、物や建物の需要が減る中で
製造業や建築業が今一度V字回復し、延びることは難しいです。
農業革命 工業革命 情報革命が起きた今、これからIOT革命に向かっている現代に、時代が遡ることは、過去の歴史から有り得ません。
第一産業 並びに 第二次産業に 投資を行うことは 良い判断とはいえません。
どういったビジネスモデルが必要とされるのでしょうか?
ではビジネスに於ける一番必要とされる投資は何処でしょうか?
優良企業は何処に投資を割くのでしょうか?
ビジネスに一番必要なモノは何でしょうか?
顧客です。
どんなに良いものを付くっても
どんなに専門的に優れていても
売れなければ成り立たないのがビジネスです。
そして、それは継続して売れ続けないといけません。
新規顧客が必要なのです。
その会社の利益を上げるのは顧客です。
停滞せずに右肩上がりにするには、新規顧客を生み出すことが必要です。
原則論ですけどね。
でも、その原則が出来ていない。物づくりに目を向けすぎる。いい物を製造していれば売れる。
その時代は終わってます。物が足りない時代は作れば売れました。今は全て揃っている時代です。
ならば何処に投資すれば良いですか?
工場の増築ですか? 製造機械に導入ですか?
違いますよね?
新規顧客の獲得コストです
新規顧客を常に生み出すビジネスモデルを第一プライオリティに考えられているか?
新規顧客獲得の仕組みがしっかりと出来ているか?
お客様重視でビジネスモデルがつくれているか?
其処に一番お金を投資しているか?
全てはここです。
職人型の企業は20世紀は良かったかもしれません、しかし、21世紀はただ苦しいだけです。求められていない事をやっているからです。確かにこだわりの良いものを求めている人もいます。しかし、テレビが欲しいといった時、このテレビの技術は実は凄くてこの方式を導入するには技術がうんぬんかんぬん・・・業界的には凄くても、殆どの消費者は求めてないんですよ?
多数or少数 どちらに大きな利益が生まれますか? 利益が生まれる方に投資をしないと、貴方に利益は返ってきませんよね?
念のため・・・ 技術の向上やら物づくりの原点やらの話は今回は置き去りです。
投資の話ですから。その産業を守りたい。技術の向上を図りたい。残したい。は時代に沿っていないのです。消費者のニーズにマッチしているか? それが全てです。
精神論などを投資に持ち込んだら駄目です。投資は数字です。先を見る眼です。
倒産していく会社は物が悪かったのですか?
倒産していく会社は設備が悪かったのですか?
倒産していく会社は土地が無かったのですか?
違います。物が売れなかったのです。売ろうとしなかったのです。
顧客の獲得に力を入れなかったんです。
顧客が一番大切で其処に資産をつぎ込む事はしなかったのです。
売れなければ倒産する 当然です。
そんな会社に投資をしては駄目なんです。
私達の投資を如何に効果的に使えるか?
その資産で新規顧客の獲得できる仕組みを構築し続けているかです。
これがその企業が成功し続けられるかです。
商売の基本です
江戸時代に商人が一番大切にしていたもの。
江戸の大火事があっても、商品や蔵が燃えても此れだけは命に変えても守りぬけと言われた物。
なんですか?
顧客帳簿です。
現代も一緒です。
顧客情報の管理がしっかり出来ていてるかが、今後の生き残りにつながるのです。
全てを失っても、顧客情報さえ残っていればビジネスはやり直しが効いてしまします。
それ程顧客情報は大切なのです。
ビジネスは客情報が全てです。
どんな物を付くっても。売れなければビジネスでは無いのです。
正しいビジネスモデルは顧客から入ります。顧客のニーズは?見込める顧客の数は?今後の展開でどれだけ新規顧客を得られるか?
この正しい商いの形が出来ているなら、貴方の投資は活きます。
貴方の投資で、事業拡大します。土地増やします。機械設備入れます。では時代にあっていないのです。確率論的にリターンが得られるか怪しいです。
顧客拡大が見込めているのなら有りですよ?顧客拡大のビジネスモデルが確率されており、顧客の反応も良く、今後新規顧客が十分に見込め、利益増大の為に事業拡大をするのであれば、非常に優良企業です。
しかし、先ずは良い物を造り、良い物をつくれば、顧客は付いて来るといった考えで、良い物を作る為に最新設備を導入したいのであれば、投資しては駄目です。利益還元の見込が非常に薄いです。
一番は顧客です
お客様が一番です。
投資すべきは顧客獲得です。
それが分っている企業しか、もう残りません。
会社って10年持たないですよ?
新規起業した会社が10年続く可能性は6%なんです。
90%近くが倒産するんです。
その6%の優良な会社を見極め
ないといけません。
顧客第一でビジネスモデルは構築され、
新規顧客の獲得できる仕組みを構築し続けているか?
「見込み客を集客できるシステムがあり、そこから購買客を得られる販売力を有しているか?」ビジネスは此れが全てです。
誰に?
何を?
どの様に提供して?
利益を上げれるのか?
物が売れなければ、ビジネスは成り立たないのです。
物が売れれば会社は続きます。
売れなくなる。顧客が獲得出来ないから倒産するのです。
非常にシンプルなのです。
会議ばかりやったり、会議後は飲み会、日中は事務・・・・、
ビジネスは物を売って利益を上げることです。
その為に必要な事は、顧客の獲得です。
時間の浪費を、仕事と言い切ってしまう会社は、後がないと思うべきです。
投資家が投資をするにあたり、事業投資を的確に行える将来性が見込める会社を選びましょう。
それは良い商品でも良い経営理念でもありません。顧客獲得のビジネスモデルがしっかりとしているか? 見込み客の集客力を有し、購買客に繋げる販売力を有しているか? それを確実に利益に繋げているか? 其処の1点集中で見極めましょう。これが出来ている会社 実は本当に少ないです。しかし、少ないから生き残るのです。6%の本物です。
そして、ご自身も経営者なら、力の入れ所、事業投資を何処にするべきなのかの参考にして頂けたら幸いです。
最後までお読み頂きまして、感謝いたします。
それでは また♪