素晴らしい人間関係を その21「失敗を語る」
本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。
素晴らしい人間関係を シリーズ
<大前提>
他人はどんな手法でも絶対に変えることは出来ません。しかし、自分は変わることが出来る。
自分が変われば、鏡として映っている環境も、やがて変わっていきます。
<基礎基本の3原則>
1つ 感謝に徹する
2つ 尊重する
3つ 相手の望むことをする
シリーズ その1~3でお話したそれです。
この3原則が基盤にある状態で、
毎度お話をしていきます
今回は
「失敗を語る」
最後までお付き合い頂けると、幸いです。
人はどんな人も自己重要感を求めています。
自分は、相手や社会にとって重要な存在なのだから、認めて貰いたいと思いながら生きています
だから、人は才能を発見し、努力をします
自己重要感も、人にとっては重要な欲求の人です
自己重要感を満たしたいが為に、
いつも自分語り、特に、自慢話をする人が近くに居たら?
聴いている側にとっては、正直、退屈でしかありません。
特に、相手が本当に偉い人で、凄い実績があればある程、共感出来ません。
努力はする しかし 自慢はしない
自己重要感がある みんなに認めて貰いたい でも 自慢はしない。
認めて欲しいという衝動をどれだけ抑えられるか?
どれだけ相手を理解しようと心を向けられるか?
そして、どれだけ相手と共感できるか?
自慢をすればストレスは解消されますし、気持ちが良いですが、良い人間関係は創れません。
理解と共感が、相手との良好な人間関係を築きます。
「失敗を語る」
本当だったら自慢話をしたいところ、出来ることなら語りたくない事を、心を開いて、語る
相手も同じような体験をしていたとしたら、其処に共感が生まれます
例えば
「一流大学を上位で卒業し、一流企業に就職、年収数千万で異性にもてて休日は高級外車を乗り回してます」
共感できますか?
こういう話ばかりする人とは、利害関係で繋がることはあっても、真の人間関係を築くことはありません。
確かに、学歴、お金、ブランドの話、つまりエゴの塊の話をする人にも、人は集まります。
しかし、こういう話をして引き寄せる人は、学歴大好き、お金大好き、ブランド大好きという人しか引き寄せません。
この関係は、その本人と繋がっている訳ではなく、学歴は学歴で繋がり、お金はお金で繋がり、ブランドはブランドで繋がります。本当はその人嫌いなんだけど、自分もブランドが欲しいとか、お金が欲しいとかで集まってきます。
こういった繋がりは、その人が転落すると、蜘蛛の子を散らす様に居なくなります。
これでは本当の人間関係は創れません。
本当の人間関係とは
地位や 権力や お金や等々 エゴの象徴は一切関係なく、付き合ってくれる人です
その人の状況が良かろうが、悪かろうが付き合ってくれる。
寧ろ、悪いときにこそ声が掛けられる関係
それが本当の人間関係です
逆に
「学生の時はゲームばっかりやっていて、勉強は出来ず、受験も滑り止めで何とか進学し、大学では遊びの日々で、留年もし、正に無駄な大学生活でした」
全てでは無いにしろ、共感できる部分はあるのでないでしょうか?
この人仕事出来るように見えて、勉強も出来そうだけど、最初から出来た人では無かったんだ・・・ などと距離が縮まるのです
本当だったら隠したいこと
病気や怪我
仕事やお金の失敗
恋愛の失敗
等々
こういう話を、心を開いて語ることで、相手も同じ様な経験をしている場合は、共感が生まれ、相手との人間関係が近くなる効果があります。
ただ、暗い話は基本時に人は嫌いなので、同じ話でも暗く感じで話さない様に注意しましょう。
どんな失敗談でも、過去の良き想い出として、明るく爽やかに語るのが、1つのコツです。
暗い話を暗く話す人は、絶対にみんなに嫌われます。そんな人は誰も好きにはなれません。
そして、それらの出来事から気付きや学びが有り、今の幸せに繋がっていると思って貰えたら良いのです。
嘘や作り話は絶対に駄目です。
絶対に実体験の話に限定です
嘘や作り話は どんな人でも必ず気が付きます。
違和感があるのです。
人は嘘を本能的に絶対に気が付きます。
損得で盲目に成ることはありますが、基本的には必ず気が付いてます。
故に 嘘や作り話は相手との距離を広げる事になるので、絶対に駄目です。
そして、
失敗を自慢で話すのも駄目です。
基本的に自慢話は相手にとっては苦痛でしかありません。
大切なことは、その失敗談が相手の学びになる事である。
失敗談を話すことが、相手の状況の為になる
相手が共感出来て、親近感を覚え、距離が縮まる。
より良い人間関係の構築に繋がります。
しかし、失敗談は 相手との関係の為に話す事が
大前提です。
自己満足にならぬ様に気を付けましょう。
最後までお読み頂きまして
ありがとうございます
ではまた