経営学 その29「株式売却 株式公開」

こんばんわ!
本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。
 
本日は
「株式売却 株式公開」
についてお話できればと存じます。
 
最後までお付き合い頂けると幸いです

 

スタート=起業

ゴールをどうするか?

 

出口戦略

市場もしくは企業の経営・所有からの撤退時に経済的損失を最小限にする戦略を指す。 また、投資において投下した資本を最大限に回収することも出口戦略と呼ぶ。 第三者への転売や株式公開などがとられる。

 

3つの出口戦略

①     事業継承

全ての立場を 後継者に譲り 自分は引退する

②     株式売却

特定の第3者に 株式を売却し 自分は引退する

③     株式公開

不特定多数の第3者に 株式を公開し 売却 自分は引退する

 

今回は株式関連のご説明を致します

 

1.株式売却

保有株を「いつ」「誰に」「いくらで」売却するのか?

 

特定の相手に→株式売却

不特定多数の相手に→株式公開

 

売却の目的

①     成長した企業で資産の売却利益を得るため

②     経営権を渡して出直すため

 

株式売却のデメリット

①     売却先が見つかるとは限らない

②     価格交渉において買い叩かれる可能性がある(債務超過等の際)

 

株式売却のメリット

①     株式公開より早く現金が手に入る

②     事務手続きや関係者間の調整がし易い

 

2.株式公開

保有株を「いつ」「誰に」「いくらで」売却するのか?

 

特定の相手に→株式売却

不特定多数の相手に→株式公開

 

自社の株式を誰でも購入できるように市場に売りに出すこと

ベンチャーの一つの到達目標とされている。

 

株式公開のデメリット

敢えて非公開又は公開した後に非公開に戻す起業もある

①     乗っ取りにより、経営権を奪われる可能性がある

②     成長を期待する圧力が大きくなる

③     経営方針と合わない株主の参加が増える

 

株式公開のメリット

①     一般公開なので売却しやすくなる

②     現金取得でとても大きな見返りが期待できる

③     株式市場を通じた多額の資金調達が可能となる

④     金融機関からの信用が高まる

⑤     会社の知名度が上がる

⑥     顧客からの信用が高まる

⑦     新たなビジネスチャンス発掘の可能性がある

⑧     従業員の士気が向上する

⑨     優秀な人材を確保し易くなる

⑩     公開を契機として会社の管理システムが精緻化される

 

 

最後までお読み頂きまして ありがとうございます

それでは また

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