「心のアンテナを張る」

今日は「心のアンテナを張る」についてお話致します。

実は今回「時代の変化」って題名で
書いていたのですが、

結果「心のアンテナを張る」話しに集約したので
題名を変えました。

その流れでお読み頂けると幸いです。

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太古の日本人
狩猟民族の頃の日本人の優劣って
何で決まっていたんでしょうかね？
獣を捕らえて食べて生活していた頃です

その時代、重要とされていたのは、
単純に力ですよね？

力が強い者
脚が速い者などなど
獣を狩るのに必要なスキルだったはずです。

そして、
弥生時代になり、農耕民族に代わりました
稲作が始まりました。

そうなると、
獣を狩るための様々な力よりも
稲作に適した土地などが必要になります。
そして、
どれだけ多くの稲作を運営できているか？

こうなってくると、
治水を考慮した位置関係、
天候などを考慮した地形
どの様に効率的に収穫量を増やし、
それを保存できるか？

屈強な肉体よりも、
情報の収集や的確な判断、運営能力など
物事を効率的に思考出来るスキルが
重要になってきます。

穀物の貯蓄が出来るようになってくると、
今度は、その所持した量で
その者の重要度が変ってきます。

それを貸し借りなどが始まり。
民族での階層性が生まれてきます。

上位の者は生活が安定し
思考の重要度が益々上がり、
経済力や権威力などで優劣が出来
冠位十二階などの制度が生まれていきます。

余り歴史を話すとキリが無いので
ここから、ざっくりですが、

そこから様々な権力制度や統治制度が生まれていき
羽陽曲折ありながら、現代に至っています。

さて、
その過程で軍国化が進み、
最後は太平洋戦争がありました。

戦前、戦時中は、軍事産業中心の真っ只中、
軍事力に重要度がありました。
戦後は一気に衰退し、

復興から高度成長期に向かいます
そして、各家庭が欲したもの
昭和の家庭の３種の神器（テレビ、冷蔵庫、洗濯機）の登場です。

先に手に入れた家庭へ皆で集り、
我が家もいつか手に入れるぞ！
っと意気込み

毎日労働に励んだわけです。

または車を買うんだ
いい家を建てるんだ
お店を大きくするぞ

この日本を建て直すぞ
経済大国になるぞ！
無いものを手に入れるぞ！

何かを欲し、
希望に溢れていました。

この状態だと、
何を創っても売れます。

車メーカーも、電化製品メーカー等々
各メーカーが生産力を重視し、
どんどん造ります

そして秀でた会社が
大企業になっていきます。

生産性の高い工場が立ち並び
労働者が集ります。
それを中心に街が出来ていきます。

兎に角、早く、沢山、商品を生産する。

造れば売れる。
売れるから生産力を上げる。
すると、益々売れる。

次はこれだと、
どんどん新しい商品を開発し、
より便利な物を販売する。

造れば造るほどに、
売れる時代

そして、徐々に
人々が満たされ始めます。

程度はどうあれ、
満足しはじめます。

飽和の時代になります。

テレビも冷蔵庫も洗濯機も
どの家庭も、もう持っているのです。

昔は、
着る服さえ無かった。
食べるものさえ、簡単に手に入らなかった。

テレビが無かった。
車が無かった。
PCが無かった。
携帯が無かった。

今は全部あります。
その人の今必要とするものは
既にどの家庭にもあります。

すると、
求める勢いが落ちてきます。

拡大してしまった工場
沢山集めた人員

これを維持する為に
各企業は必死になります。

CMなど宣伝広告に
力を入れ始めます。

既にもう満たされている人々に

それでも新しいものが欲しい
そう思って貰う為に
様々な方法を取ってきます。

如何に
効率的に生産から販売まで行うか？
マーケティングが重要視されてきます。

昔は、造れば売れた時代から
販売戦略を考えないと、売れない時代へ

昔は、勢いと労働力が経済力に反映しました。

今は、それだけでは成り立たない時代

いくら残業をして頑張っても、
創意工夫がなければ
会社は成り立ちません。

そして、現在、
お金という物のあり方さえも変ろうとしています。

人が求めるモノが物理性から
精神性へシフトし始める人が
増えてきています。

今回のウィルス騒動を切っ掛けとし
大きな変革が始まっているとも
言われています。

この水面下の動きは
この数ヶ月で表に出てくる話ですので
また、改めてお話致します。

さて、話を少し引き戻しまして、

この様に、時代により重要度や価値は
常に変化するものです。

「未来に必要とされているか？」

生きる上で、豊かになる上で
ここの見極めがとても
重要になっていきます。

歴史的背景は、
簡単にでも知っておく方が良いです。

しかし、今も昔も、
過去の模倣で生きれる時代はありません。

そして、今は変化が
非常に早い時代です。

５０年後、１００年後を見据えたあり方

それが、経済的豊かさを目指すにおいて
大きく影響がでます。

過去ではない、今ではない
未来から振ってくるアイディア

そのアイディアから
価値を提供するというマインド
これが必要となってきます。

ここでお話したかったのは
時代の変化を
意識に上げるという事です。

その時代の中に、
すっぽりと入ってしまうと

こんなあたり前のことすら
気付かなかったりします。

常に時代の変化を意識する。
意識に上げれば
自身をコントロールが可能になります

意識上がらなければ
流されてしまうのです。

時代によって
重要度と価値が変ります。

時代の変化に気付く、
ここ非常に大切です。

これは、
お金の分野だけではないですね。

情報にも言える事です。

江戸時代の日本人と
令和時代の日本人と
情報量って全く違うんです。

現代の我々が１日で触れる情報量が、
１０年前までは江戸時代１年分なんて
言われてましたが、

最近では江戸時代の一生分の情報量が
現代の１日分と
ほぼ変らないと聞いたことがあります。

江戸時代の平均寿命が
４０歳位と言われています。
実際は２０歳まで生きれると
６０歳位までは生きれたみたいですが・・・

さて、江戸時代に４０年間で触れる情報の量と
私たち現代人が１日で触れる情報の量が
同じだと言うのです。

江戸時代は３００年間
身分制度がありました。

農業やる方は一生農業をやっていたし
武士は一生武士をやっていました。

その社会が３００年間変らなかった。

やる事や生活は
一年サイクルと言えども
ほぼ毎日変らなかった訳です。

階級性の中で、階級が変る事も無く
やる事は、ずっと変らない人が殆どでした。

故に、情報の速度
得られる情報量が
現代と全く違うわけです。

江戸時代40年分を1日
それだけ膨大な情報量の現代を
我々は生きています。

その情報量の中で、
あなたの理想の人生に必要な情報を
常にキャッチする。

アンテナを張ること。
これがとても大切です。

実際、我々にとって
１日前の情報なんて、
もう既に古い情報になりませんか？

株などで、デイトレードされている方なんて
１日前の情報で利益上げるなんて
既に無理じゃないですか？

また、現代の学習も変りつつあります。

昔は、学習と言うと
記憶する事がメインでした。

どれだけ記憶量が多いかが、
成績の良し悪しでもありました。

しかし、現代に於いては
インターネットを活用して、
情報はスマホで
簡単に得られる時代です。

情報に溢れていて、
更に入手が容易です。

情報を記憶する
必要性が薄れてきています。

実際、スマホの電話帳に入っている電話番号
スマホを見ないで全部言えますか？

昭和の頃は、
皆さん、各所の電話番号を
暗記してたんです。

実際私も、携帯の無い時代の頃は
友人や必要な電話番号は
全て記憶していました。

しかし、令和の時代、
私は電話番号なんて全く覚えてません。

記憶という学習法から
現代では、
個人のクリエイティビティやパーソナリティを
育むことが求められています。

実際、その様な学習法を取り入れている
学習機関が増えてきています。
モンテッソーリ教育なんかもそうですね。

時代で重要度と価値が違う
時代背景に沿ったモノが
常に生まれ始めている。

この様な時代の変化に
常にアンテナを立てる事です。

あなたが、今日、変ろうと、変わら無くても
時代は常に変っています。

時代が変って
あなたが変っていないと
その時代に置いてきぼりに、されかねません。

そして、
このアンテナを立てる習慣は
様々な必要な情報を
敏感に察知する能力を養い、

「気付きを得る」
マインドを培うことが出来ます。

普段、毎日同じ様な生活を送っているだけでは
その生活範囲の情報以外
気付かなかったりします。

ちょっと自分の範囲から出てみる。
そこでアンテナを張ってみる。

場所でも、会う人でも良いです。
違う情報に触れてみる。

自分の知らない世界が
未だ未だある。
そこに気が付く。

そして自分は
どの様に生きていこう？

選択肢の余地が
広がってきます。

知る、学ぶ
俗に言う「生涯学習」とは必須なんです。

問い続ける。学び続ける。
人生とはその連続です。

では何を学ぶのか？
当然ながら、第一に自分のやりたい事、
自分が好きな事、自分がワクワクする事です。

但し、時には知らない世界に
触れてみることも大切です。

自分が知らない世界が
あることを知る。
あなたの視野を広げる。

でも、実際は知らなくても
あなたの根幹では知りたい情報なんです。

我々は重要度の高いものしか
観る事は出来ないからです。
認知する事すら出来ません。

その基準はあなた夢、目標、ゴールです。
それに関連する情報しか入ってきません。

そして、
今のあなたには明確には解らない
あなたの真のゴールが、
あなたにそれを観せています。

心が興味を持った知らない世界
そこからまた、
あなたの観える世界が広がっていきます。

因みに、大抵の事って
一万時間費やすと極められます。

理想の自分に必要な学びを
是非行ってみて下さい。

学習という言葉を使うと
どうしても学校時代の学習とリンクしてしまうので

言葉を変えると
情報に触れるという事です
情報を得るという事です。

あなたの理想の世界に必要な
様々な情報を集めて下さい。

身につけ、実践し、体感し、
理想のあなたを目指してください。

夢、目標、ゴールを設定すると
それに必要な情報があなたの前に溢れます。

それをキャッチする為には、
アンテナが必要です。

あなたにとっての
必要な新しい情報を得る為
常にアンテナ高く生きませんか？
これが、今回の提案です

っと言っても
余り意気込まなくて良いです。

「やらなければ」と堅くなります。

堅くなると
思い込みの自我の視点が強くなります。

現状の視点で観てしまいます。
現状の外の情報が観えなくなります。

リラックスして、
常にあなたの「心のアンテナ」を高く過ごす。

様々な情報をキャッチ出来るようになります。
方法や理論的な情報のみならず
非言語の感覚的な情報もです。

先ずは今日一つ、新しい情報を得る。
その為に、心のアンテナを張ってみる
そこからはじめてみて下さい。

是非、あなたの心から目指したい人生を
自在に生きてくださいね。

最後までお読みいただきまして
ありがとうございます。