「外部依存」ステージ(第1ステージ)
あなたは自由自在の生きたい人生を選択できていますか?
人生にはステージがあります。今回は第1ステージのお話をさせて頂きます。
人生は第1ステージとなる「外部依存」(他者依存)ステージから始まります。
今回はちょっと息苦しい話になるかもしれません。ここから出るには、現状を知り、受け入れる事が重要なのです。
‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
親や学校など外部の存在を模倣し、自我を形成する
‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
この物理世界に生命として降り立ち、自らで命を育てる事が出来ないため、先ず母親に依存をします。その命を育む為に母という存在から、愛というエネルギーを貰いながら育ちます。幼い命にとって母親とは同一の存在です。愛を得るために母親から自我を学びます。
父親からは、母親とのやり取りから他者とのコミュニケーションのあり方を学びます。そして、他者から社会での生き残り方を学びます。
幼い命を育む為に外部からあり方を学んでいきます。地域や学校などで社会的な常識を学んでいきます。この学びで形成された自我が様々な体験を重ね、あなたという自我を形成していきます。この自我とは、他者を基準とした自我になります。
他者に依存し形成された自我です。これは幼い命を繋ぐために、一番安全な選択です。他者に依存する必要があったのです。
‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
正義の物差しの形成
‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
一番生き残る確立の高い選択を選びます。その基準を他者から取捨選択をしていきます。身近の成功実例を身に纏って自我を形成していきます。社会的失敗事例を排除していきます。
この取捨選択があなたの正しい正しくないの物差しを創ります。この物差しで、やらなければならない事、やってはならない事を決めて裁きます。その裁きは他人を裁き、自分を裁きます。
‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
外部依存
‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
この状態とは、全てが他者基準になっています。
親が、学校が、社会が、会社が、国が、世界がと、基本的に外部に依存し、時に反依存を繰り返し、他人の基準で創った物差しで比較し判断します。
物事がうまくいかない時、責任を外部に求めます。
‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
誰かの為に頑張ってしまう他者承認欲求
‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
他者で形成された自我ですから、それが正しいかを他者基準で観てしまいます。常に周りが気になり、外部を基準とした物差しで比べてしまいます。
親に認められたい、他者に認められたい、社会に認められたい。その為に社会的に認められている場をゴールとして邁進します。
周りに賞賛されれば喜び、非難されれば落ち込みます。
常に他者からの承認が原動力であり、外部と比べ足りなければ自己否定になります。これは永遠に満たされる事がありません。
‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
非常に苦しい人間ゲームの第1ステージ
‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
この自我はあなたではありません。他者で出来た自我(仮)です。 本当のあなたの人生とは言えません。未熟な命を成長させる為に必要だった仮の鎧です。
本来、肉体的成長並びに社会的成長が満たされた時点で、手放すはずのものだった鎧。
しかし、いつしかその鎧が自分自身だと勘違いし、その目線から離れなれなくなってしまった。苦しくても「やらなければならない」これが外部が認めてくれる私の居場所が出来ると「思い込んで」しまっている。本来の生き方とは違う同じ場所をぐるぐる廻っている状態です。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
悪影響のある教育
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
この他者承認欲求と自己否定には幼少期での親や学校など外部からの教育が大きく影響します。
理由無く「~しなければならない」と強要する。
その行為に自身の必要性を理解して「~したい」に及ぶ前に「こうしなさい!」っという教育を受けてしまうと、選択システムがしなければならないになります。
「他の子はちゃんとしてるでしょ?」
他の子は出来ていて自分は出来ない。これは、自己肯定感が下がります。また他者基準を意識するようになります。
「駄目でしょ?」「なんでこんなことしたんだ!」
っと一方的に怒る行為。これは、自己否定を植え込みます。
そして、「しなければならない事」を遵守する事で褒められたいと、自己否定で出来た穴を埋めるために、「褒められなければ」などの思考が生まれてしまいます。
そのシステムは全ての行動に及び、何かをやることが「しなければならない」となり、強いては、本当はやりたくないことさえ、「しなければならない」と行動をとってしまうのです。
これはあなたが選択した、全て「思い込み」なんです。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
外部依存からの離脱
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
こんなに頑張って、こんなに苦しくて、私の人生なんなんだろう。そんな疑問を思った時こそ、この苦しい第1ステージの依存ステージを終わらす鍵なんです。
この仮の自我はあなたの命を守ってくれる為に形成され、あなたを守るために頑張ってきました。頑張りすぎて、鎧がどんどん重装甲となり、遂には人生が重くなってしまいました。でも、忘れないで下さい。この自我はあなたを一生懸命に守ってきたんです。
他人という外部を基準に創ってきたこの鎧を脱ぎ捨てる時が来たようです。
あなたはもう既に立派に育ちました。もう親に、社会に、外部に依存しなくても十分に生きていけます。本来のあなたの生きる道を歩む時なのです。
あなたの中にある本当に生きたい貴方の生き方
あなたの中にある本当に咲かしたいあなたの花
この花を育てる時が来たのです。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
メリットとデメリット
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
ここで気が付かないとならない大事な事があります。
この依存の第1ステージさえ、あなたが選択した、あなたの望んだ世界であったことを受け入れる必要があります。
全ての事柄にはデメリットの裏側にはメリットがあります。この依存した状態にあなたはメリットを感じていたからここにいたんです。
どんな苦しい状況も、どんな不幸な状況も、それさえあなたが選択した結果でした。外部に責任があることは、何一つもありません。
目の前におきた現象は、全てあなたのあり方であり、厳しい言い方になりますが、全てがあなたが望んだ結果だったのです。
あなたは気が付いているはずです。今の状態のメリットを。そのメリットを得るためにデメリットさえも受け入れてきました。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
良い悪いではないのです。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
他者に責任を置くことで、今の状態を安住にしてきたはずです。
間違えないで下さい。それが良い悪いは無いのです。あなたが選択した事実を認める唯それだけです。もう一度言います。それが悪いのでは決して有りません。
今までのあなたにはそれが必要だった。それだけです。仮の自我はあなたという命を守る事が最優先でした。
故に生き残れた昨日を選択するのは当然です。生き残れている多数の意見を選択するのは当然です。親や社会、他者を基準にするのは当然です。
頑張ってきてくれた自我(仮)を労って上げてください。頑張ったねって
守ってくれた自我(仮)に感謝をしてあげてください。ありがとうって
そして、あなたの人生を生きたいと気が付いてしまった今
その今まで守ってくれた自我と思い込んでいた鎧を脱いでください。そして、手放す時がきました。さようなら
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
第2ステージ 自己責任・自己実現ステージへ
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
第1ステージ、それはあなたの人生ではありません。他人の人生です。でもそれで沢山の事を学び、今のあなたが出来ました。あなたの命と体は守られてきました。今一度、感謝をして下さい。
そして、気が付いてください。
第1ステージさえ、あなたが選択した世界の実現だったんです。他者に依存する世界をあなたが創り出していたんです。
それは顕在意識で認知は出来ていませんでしたが、全てあなたが望んだとおりです。
仮にそんな馬鹿なって思える事態もあったかもしれません。しかし、それさえあなたは感じたかった。それだけなんです。
これを受け入れられた時、あなたは第2ステージに進む準備が出来たようです。
この苦しい世界さえもあなたは実現させてしまうのです。ならば、あなたの望む世界を実現してしまう事は既決です。
誰の責任でもなく、環境の責任でもなく、あなたの全責任で生きる覚悟が出来た時、あなたの望む自己実現は容易です。
他者の人生から卒業し、あなたの人生を始めましょう。
ここからが、本当の人生ゲームの始まりです。
是非、あなたの素敵な花を咲かせてくださいね。最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。