「コーチが介入してはならない領域」

今日は
「コーチが介入してはならない領域」
についてお話し致します。

又してもTwitter用に書いていたら
長くなりましたのでブログにします

今回もかなりギリギリのお話をします。
内部表現の書き換えの話になります。

コーチ等の導き業をなされる方
又は、其れを必要としている方々には
とても大切なカラクリです。

様々な側面からお伝えしますので
何かの気付きになりましたら
幸いです。

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コーチングとは基本は導きですが
相手の内部に介入する事があります

それは時に、言語で
そして常時、非言語で行われるものです

その部分を特出化して
形式的な技術にしたものが
様々あります

此れを総じて、
内部表現の書き換えと
呼んだりもします。

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内部表現の書き換えとは
そもそもは独自で
特別な技術ではありません

コーチとして現場で
沢山の方達と触れ合っている方は
お判りでしょうが、

これは存在自体が
元々持っているモノです

それを体系化したものが
様々な技術や理論なのですが

それは意識に上げる
臨場感を高めるために創った
其々のストーリーに過ぎません

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ちょっとだけ詳しくすると
どの階層の「識」まで
施術側が存在しているかで
制限が外れるかが決まります

此れも言い方ですけどね

自らがソレと解し、
臨場感を得て、
更に体感してしまうと
物理抽象度でも可能になります

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さて、
様々な叡智が認知する事が出来た型を
残してくれています

そのストーリーの
蓄積されたフィードバックと言う
臨場感の情報がエネルギーになる
事実もありますが、

基本は他からでは無く
自らが何処までに
至るかが重要です

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その叡智が残し、繋いだ系を取り出し、
都合よく、様々な系と統合して、
容易に扱える技術なども存在しますが

この技術や世界観に
惹き込まれ過ぎるのは
危険を孕みます。

顕教たるベース
自らを調える事は
本当に大事なんです

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密教技術等は臨場感と認知で
扱えてしまうのですが

外部と内部が分離した
パラダイムでいる内は
正直、まだ深く至るには早々です

其れそのものの
認識が得られてこそ
自在となります。

其処に至るに
自らが調っているかは
非常に重要な事です

その前に
深く入りすぎると
魔境に堕ちますので注意が必要です

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其の技術等は修練という
特別な場での臨場感で得らる方法や、

情報として縁起を繋いでしまう
伝授などの方法など
様々なやり方がありますが、

本来はそのモノの
必要な段階がくれば
得られるものです

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なお、識外の階層は
上層からの引き上げが
必要になりますが

其れは特別なモノに
対価を払う方法だけで無く
必要な時に其れは来ます

また対価を払うとは
エネルギーの循環になります

至れていないモノが手にするには
其れ相応のエネルギー対価が
必要になるのですが、
其の対価は様々です

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そもそもは自らのあり方が
「識」を広げ観えるモノです

自らの「識」が全てと囚われず
その「識」の外側に
自らを求めるあり方が
小我からのアプローチになります

また、逆のアプローチもあります。

どちらにせよ
全ての必要性は
ゴールで決まります。

全てはご自身のあり方なんです。

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さて、
コーチング等の導き業は
実は全てこの領域にあります

言わばコーチングとは
全て密教なんです

其処が意識に上げられているかいないかは
実は効果に対して重要ではなかったりします

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コーチングと名乗らなくても
沢山の方を導いている方は沢山います

全てはその方のあり方です

そのエネルギーのあり方が
言語や非言語で伝わって行く
その同調が全ての本質です

故に
コーチング理論を学ばなくても
コーチングは出来る訳です

伝わりますか?

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コーチング等の導き業は
全て内部表現の書き換えです

其れが認識出来ていなくても
全てはそのモノです

抽象度により階層や影響が違いますが
其れもまた、
必要な階層への働きかけです

故に、どれが合ってる間違ってるは
敢えて抽象度を下げて
何かしらの意図を持った
方便でしかない訳です。

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前置きが長くなりましたが
気を付けなければ
ならない事に迫ります

コーチ又は主催者が
触れてはならない領域があります

そのクライアントの意図である
言うならば「真のゴール」です

ここに施術側であるコーチの意図を入れる事は
決してあってはならないと考えてます

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過去に、世界に広がった
世界的宗教の一組織が
その技術に長けていました

世界に様々な宗教が
存在する時代に

その宗教が
世界へ爆発的に広がったのは、
抽象度を利用した意図の書き換えであり、

尚且つ、
本来触れるべきではないところへの
介入を行ったが故だと感じています

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新興宗教等も
ここに介入してきます
書き換えを行うと
時には猛信者になってしまいます

コーチングに於いて
クライアントのゴール達成の為なら
あらゆる手段を活用するのは理解します

但し、
それはクライアントさんの
ゴールの為ならばです。

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その為に
クライアントさんの
自由意思を取り戻していく事が
肝要であり

其処に
新たな基準等の外部の意図を書き込む行為は
決してやってはならない
立ち入ってはならない領域です

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コーチなどの導き業の方は
クライアントの自由意思への解放と
本来の意図に気が付かせること

それに不要な思い込みに気付き
自らの人生を自在に生きる選択の導きが
本来のあり方です

ゴールが先で、
情報のカオスから
自らの系を導き出していく
それが観えて来る

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何は抽象度高位の本来の
ご自身に気付いて頂き

その上で、
この体験の世界で
其々の階層において

どの様な人生として
デザインしていくか?

全てはクライアントさん
自らの選択です

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コーチや主催者の「意図」を
クライアントへ書き込む行為は
決してやってはならない事であり

「真のゴール」である
「意図」に介入し、
書き換えるその行為は

どんなに抽象度の高い
想念であったとしても
それは
施術側の「エゴ」でしかありません

戒を強制的に入れることも
私は違うと思っています

提示は結構なのですが、
その全ての選択は
クライアントさんである事が重要

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元々一つで
全てが無いとも言えるし、
有るともいえる

膨大な情報の
ソノモノであった我々は

何かしらの意図があったから、
関係性から存在してます

情報が物理に写像するのであれば

其々の環境や個体が違う通り
その情報の意図も其々が違う訳です

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その意図とは何かは
永遠にボヤっとしたものだと思っていますし
それさえ常に変わりゆくものだと思っています

しかし、
其処を何者かの意図で介入する行為は
ある意味で支配であり、

その本来の意図に
背く行為です

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そのモノが
宇宙全体にとって
素晴らしい想念であり
哲学的で抽象度の高い
理論だと説いたところで

それは
その者のそれでしかなく

それ自体も
その者の世界での
ジャッジでしかない

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大切な事は
クライアント一宇宙が

本質的に
どうありたいか?
どうなりたいのか?

ここが第一であり
其処に気が付かせる為に
導いて行くのが、
コーチたる導き業です

クライアント100%であれと言う言葉は
コーチにここへ気付かせる方便です。

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其処を意識しつつも

我々には
本質的生存欲求が生得的にあります

ここは無意識の領域なので
意識的にコントロールが出来ません

故に
コーチは抽象度の高い想念が
必要となります

意識的に導きには自己を入れない事で
バランスを取る必要がある訳です

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そして導きたる菩薩行とは
「自他自利」が基本になります。

其れは高い抽象度で観た時
「自他一如」であり、
「自他一体」だからです

其処まで解し、
腑に落ちる階層に至れば
自らの100%が
クライアント100%にもなるのですが、

伝わりにくく
間違いを犯しやすい
ところでもあります

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そもそも
クライアント100%とは

自らが調っていないモノには
与える事は出来ません

自らを調える事は「自利」だと
全てを「利他」のみに限定せよも
実は行き過ぎなんです。

これは方便であって真理と捉えてはいけません

このバランスの悪さが
不足の想念に繋がり
不安と苦悩を体験します

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コーチングとは
内部表現の書き換えであり
存在のエネルギーの同調であると
お伝えしました

此れは非言語の利点ではありますが
コーチが調っていないと
そのエネルギーがクライアントへ

移りかねない危険も
孕んでいます

故にコーチは
自らを調える事が最優先なんです

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未だ調っていない方が
コーチを目指す事実もあり
これを鑑みると

コーチと名乗り
他の宇宙を導くモノなのであれば

敢えてクライアント100%を
意識した導きをする事で

コーチの「我利」が投影され難いし

己の限界をクライアントへ写像させず

更には、コーチのコンプレックスが
クライアントに移り難い訳です

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自らを調えるに至らない
又は
自らと向き合う事から
逃げ続けるのなら

原書に従った
コーチングをされた方が
賢明とも言えます

但し、コーチングとは
コーチとクライアントとの
関係性の縁起の中でしか
生まれない訳ですから

其れさえ
コーチングになり得る
とも言えるのかもしれません。

ここはまた別の機会にします。

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コーチとは
クライアントが
自由意志で自らの可能性に
何処までも変容していきたい時の
導きであり

その気付きを与える仕事です

クライアントの
職業やコンテンツなどは
一切関係ない

故に、どのコーチも
大統領や一流企業の社長さえ
コーチングが可能なんです

伝わりますか?

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今回お伝えしたい事は
内部表現の書き換えたる
コーチングに於いて

コーチはクライアントの意図への導きはあっても
介入はしてはならないと言うお話でした。

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少し色々と話過ぎましたので
この際更に補足致しますが

自らの「意図」
私はコーチングに於いては
「真のゴール」と表現しますが、

その本来のところに中々向き合えない
気づく事が出来ない方もおられます

其れには先ずは「しなければならない」を疑い
ご自身が本当にしたい事に許可をしていく事です

「want to」が受け取り易い、意図からのメッセージです。
其処に意識を向けていく。

様々な外部からの書き込みで
其れさえ聞き取れない方には

先ずは抽象度の高い
包括されたゴールの提示を
目指すと良いとありますが
確かに其れも方法です

但し、間違えないで欲しい事は

あなたはあなたしかいません。
あなたのゴールはあなただけのものです

人のゴールを取り敢えず真似たのなら
其処で観えた高みから
今一度、ご自身の声に耳を傾けて下さい

抽象度の高かろうと
他人のゴールは
他人のゴールです

ご自身のあり方を
あなたが向き合って下さい

抽象度の包括範囲で誤魔化さずに

あなたがどうしたいのか?
あなたがどうありたいかのか?
此れが一番大事な事です

これを常に見失わなければ
外部から意図に介入する
内部表現の書き換えにも気が付けます

どうか
本来のあなたの味方でい続けて下さい

あなた自身が
この宇宙だと気付け、
全てを受け入れた時
あなたに全てが味方します

そして、
今もそうなんですよ?

故にあなた自身も全ての味方となり、

想念が結果として、利他になってしまうものです

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是非、あなたの心から目指したい人生を
自在に生きてくださいね。

最後までお読みいただきまして
ありがとうございます。

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