決断
今回は第1ステージの
人生が変るポイントにたった時の
「決断」の話を致します。
人は大きな決断を
しなければ成らない時があります。
世間的には大したことで無くても、
後で考えてみれば大したことでなくても
その当事者の自分にとっては、
大きな決断
人生が左右する様な選択
現状が変ってしまう様な選択
そんな時、
人は不安になってしまうことがあります。
現状を変えたくない
脳のシステムが動きます。
昨日を生きれた
今日を生きようとします。
恒常性維持機能(ホメオタシス)です。
安心安定を求め
命を守ろうとするシステムです。
但し、
これは昨日を生きれた可能性を
選択する状態で、
その昨日が自身にとって
望んでいる状態であったかは、
別です。
私の人生はこんなはずじゃない!
これの決断をすれば、私の人生は変る!
こんな時でも、
ホメオタシスは昨日を生きれた
今日を生きようとしてしまいます。
過去で予測を立てれる今日は
安心だからです。
ホメオタシスにとっては、
明日が変ってしまう決断は
決してさせてはいけないと認識し、
やめさせようと思考を働かせます。
経験していない明日は、
予測が立てられないからです。
これをコーチング用語では
クリエイティブアボイダンスと言います。
その決断を出来ない理由を、
脳をフル回転させて探し出します。
言い訳の達人になるのです。
責任転嫁の達人です。
その決断に時間が必要なら、
忙しくて時間が無いとか
その決断にお金が必要なら、
お金が無いからとか
これは決断の理由の本質ではありません。
決断しない理由を
こじつけているだけなんです。
また、家族に相談しようとします。
家族関係が大切なので、
一人では決めれませんと。
これ、何をしているかというと
家族に相談し、
やめる理由を言わせる行為です。
本当にやりたいのなら
決断した後に報告します。
この時の相談とは
決断をしない方法を探す
行為なんです。
いえいえ、
今十分に満足ですから大丈夫です。
そんな風に答える方もいます。
これも決断を避ける嘘です。
十分に満足であるなら
その決断ステージは目の前に現れません。
其処にたどり着く事さえ起きません。
スコトーマに隠れてしまいます。
重要度が低いことは、脳は認知しないのです。
あなたは本当は変わりたい。
そう心が気が付いているから
此処に来たんです。
自身を擁護する。
仕方ないと納得させようとする。
言葉が急に増えます。
これ擁護が必要なほど
自分を認めれていない証です。
自己信頼を失っている状態なのです。
全ては不安の想念です。
本当の自分と向き合う事が怖いのです。
故に何かしらで理由を付けて、
努力に逃げてしまいます。
この世界を創っているのは
ご自身の想念です。
そのご自身との信頼を失っている限り、
望んだ世界が現れないのは当然です。
不安を創り、敵を創り
思うがままにならない
寧ろ、その世界を望んでいるとも言えます。
自己信頼を失っている方は、
信頼出来ない世界を
創り出しているのです。
決断の時に必要なのは、
自分と向き合う勇気です。
決断とは
決めて断つと書きます。
迷いを断つ
現状を断つ
他の選択を断つ
その覚悟です。
物事は陰陽であり、
メリットにはリスクが生まれます。
光を設定すれば、陰を認知します。
この双方を受け入れる事が大切です。
片方に寄れば、片方が写像します。
どちらも認識して
受け入れる覚悟です。
望んだ未来への
投資が出来ない方は
望んだ未来側へ
決して変わることはありません。
投資とはお金だけではないです。
時間も思いも、全てです。
全ていはエネルギーの循環です。
新しい世界を創造するには
そのエネルギーが必要です。
全ては相関関係なのです。
社会のせい
環境のせい
家族のせい
会社のせい
お金のせい
時間のせい
全部決断しない為の
あなたが創った幻です。
昨日まで生きれた、
今日から変りたくないのです。
あなたの人生です。
あなたが自己責任を
受け止める覚悟を持ってください。
あなたの本当の心の声に
耳を向けてください。
あなたは、本当はどうしたいのですか?
あなたは、本当は何がやりたいのですか?
あなたとの信頼関係を
取り戻してください。
外部に依存する世界から、
あなたが自在に創りだせる世界へ
変れるか?
此処で決まります。
人生は一度きりです。
誤魔化す人生を続けるか?
本当の自分の人生を目指すか?
其れは人それぞれの選択です。
是非、あなたの本当に望んだ人生を
歩んでくださいね
最後までお読み頂きまして
ありがとうございます。