素晴らしい人間関係を その27「大目に見る」
本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。
素晴らしい人間関係を シリーズ
<大前提>
他人はどんな手法でも絶対に変えることは出来ません。しかし、自分は変わることが出来る。
自分が変われば、鏡として映っている環境も、やがて変わっていきます。
<基礎基本の3原則>
1つ 感謝に徹する
2つ 尊重する
3つ 相手の望むことをする
シリーズ その1~3でお話したそれです。
この3原則が基盤にある状態で、
毎度お話をしていきます
今回は
「大目に見る」
最後までお付き合い頂けると、幸いです。
似ていると違いが気になる
もし、100個の要素の内、仮に100個とも相手が違ったら、気にはなりません
全く違う相手とは共感がない
人間関係にはなりません
しかし、100個の要素の内
仮に99個までが同じで、残りの1個が違えば
その1カ所がとても気になります
その1カ所(大抵は小さな事、細かな事)が
やたらと目について、そして、相手に言いたくなります。
小言を言いたくなる。教えたくなる。指導したくなる。
そして、困ったことに、それが「相手のため」という善意だから、余計にタチが悪いのです。
もし、相手が真面目で素直であればあるほど、その小言を真に受けてしまい、自信をなくし、劣等感や罪悪感に差なまれます
「言われた自分が悪いのだ・・・」と
違います
小言を言われた方ではなく、言った方が悪い。
言われた方が未熟なのは勿論、言った方も未熟
言うことで、相手の自尊心を傷つけ、自信を失わせ、やる気を低下させているのですから、最悪なのです。
人は論理の生き物ではなく、感情の生き物です。
小言は論理的には正しかったとしても、
感情的には間違っています。
自分への小言を、素直に気持ちよく受け取れる人と言うのは希です。99%の人にとっては、迷惑でしかない。
もし、自分が小言をいられて嫌な気持ちがするならば、
相手も小言を言われれば嫌な気持ちがします。
自分がされて嫌なことを、相手にもするのだと、
余りに性格が悪い
自分がなされて嫌なことを、相手にはしない。
其れが出来て、精神的に大人です。
人は本当に大切なことは、大概分かっています
人を傷つけてはいけない。
モノを壊してはいけない。
明るく
優しく
親切に・・・等々
もし、相手が分かっていない事があったとしても、それは、人生にとっては小さな事。大きな事は皆知っています。そして、基本的にその大きな事をが出来ていれば、人は幸せに生きられます。
反省とは外から与えられるモノではなく、自らが内から感じるモノ。
もし、本当に人が変われるとしたら、それは他人からではなく、自分が変わりたいと心から思った時だけです。
人に小言を言うのは「百害あって一利無し」
言った方が相手の為と言う衝動が出てきたら、それは錯覚だと気付く事です。
単なる「エゴ」です。
自分は相手よりモノを知っていて、其れを証明したいという
勝手な欲望に過ぎません
小言を言われた相手は、不快になり、相手に対しての不信感を募らせ、頭の中で、自分を正当化しようと躍起になるだけです。
だからこそ
大目に見る。
相手も人間です。自分と同じ様に。
欠点もあるし、ミスもするし、失敗もします。
それらは結果を見れば、自分で気が付けることです。
人生において、本当に重要な事に関することならともかく、
大抵は、見逃しても全然影響が無い小さな事
こだわり
多ければ多いほど、幸せは感じられません。
自分や相手に対して、「こうした方が良い」「こうすべきである」というルールがあればあるほど、心に平安がありません。
心を解放する
もっと自由に考えましょう
人生において、本当に大切なことは、誰でも知っています。
相手も、自分と同じように
それさえ出来ているのであれば、「大目に見る」
小言を言いたくなったら、言わずに、良いところを探しましょう。
そして、その良いところを 褒めましょう
素晴らしい人間関係を築くコツになります。
最後までお読み頂きまして、
ありがとうございます。
それでは、また