経営学 その30「事業拡大」
こんばんわ!
本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。
本日は
「事業拡大」
についてお話できればと存じます。
最後までお付き合い頂けると幸いです
ベンチャーが起業し、事業が立ち上がり、成長曲線に入った時に、更なる成長を目差す。その為の方法として事業拡大となる訳です。
事業はとどのつまり、勝たねば負け。横ばい引き分けは無いのです。勝ち続けないといけない。止まる訳には行かない 止まったら衰退。拡大は当たり前の方向性。
その見極めについて、どのくらいの規模の拡大が良いのか?
これはやってみないと判らない。体験しないとその感覚は掴めない。
例として どんな大企業 有名企業だとしても 事業拡大 新事業は 1勝9敗
偶々得た1勝が 余りにスポットライトを当てるので、9敗部分が掠れますが、実情はそんなもので、100発100中はあり得ない。
沢山種を蒔いて 偶々発芽した1つを大切に育てているだけ。
良くて1勝9敗。その1勝を大切に収益の柱を増やしていくのです。
事業拡大をするという事は 失敗が増える。リスクが増えるということです。当然 そのリターンは大きいのです。
失敗を繰り返し、改善して、また行う これの繰り返しで失敗から学んでいくのです。100%の確実な成功など 存在しないのです。
1.拡大の失敗例
① 新事業を確立するまでに経費がかかり過ぎてしまった
② 問題を解決する為に資源を浪費してしまった。
③ これまで成功していた事業の成長速度まで遅くしてしまう。
新しい事業の負債が今まで行ってきた事業の柱さえも蝕んでしまう。
対策:決断
今までの投資した資産(時間・お金)に執着せず、駄目だと感じた瞬間 決断し撤退する
この判断の速さが、成功と失敗の分かれ道です
2.拡大が失敗する原因
① 速度を意識し過ぎて、調査・計画が不十分なまま始めてしまった
ビジネスの正しい速さは 半歩先です
1歩先では 速過ぎるのです 遅すぎるは論外です
新規商品サービスは 未知と既知の 中間が一番成功しやすい
② 直近の成功体験から自己評価が甘くなってしまっていた
「また成功出来るだろう」と見込みが楽観過ぎた場合。
3.良い拡大とは?
戦略の王道:強み(知識・技術)を機会にぶつける。
① これまで成功をもたらした自社の強味に焦点を合わせて、強味を生かす方向で拡大する
② 強味を生かせる領域に絞り込んで資源を投入し、信頼を得た顧客への更なる浸透を図る
この様な理論は簡単ですが、実際はやってみて、その感覚を経験として蓄積していく他ありません。
仮説を立て、やってみて、どうか? これの繰り返し。
失敗体験の蓄積を知識・スキルとして強みとして、また新たなチャンスにぶつけていく。これの繰り返しになります。
1勝9敗の厳しい世界ですので100%成功は不可能。
その中で共通した失敗事例を今回共有し、出来る限り、チャレンジはするも 失敗は減らす為の 前知識でした。
最後までお読み頂きまして
ありがとうございます
ではまた