経営学 その10「コストの低減」

こんばんわ!

本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。

 

本日は

「コスト低減」

についてお話できればと存じます。

 

最後までお付き合い頂けると幸いです

 

 

売上げ - 経費 = 利益

 

利益が足りない時、どーしましょう?

 

殆どの人は 売上げを上げようとします

しかし、売上げを上げるのは難しい事なのです

 

客数 × 客単価 × 購買頻度

 

客数を増やすにはどうしらよいか?

客単価を上げる為にはどうしたらよいか?

購買頻度を上げるにはどうしたらよいか?

勿論、大切な事でやり続けるのですが、

全て、お客様相手都合なので、

計画通りに行く話ではないのです。

 

経費の削減は簡単なのです。

 

何故か?

 

自分都合だからです。

 

売上げが足りないから、これを止めよう

利益が少ないから、これを削減しよう等々

自分都合だから自由自在です。

 

売上げが横ばいであっても、

経費が下がれば利益は上がります。

短期的に利益を確実に上げるには、

コストを削減するのが効果覿面です。

 

故に 

先ずは 経費の削減 コストの削減、経費を切れるところまで切るのです。

徹底的になくすを行い、これ以上は不可能だ経営が成り立たない所まで削減し、ここから売上げを上げていくのです。

 

これが、経営の本筋中の本筋 王道中の王道です。

 

一番に徹底的にコスト削減し、ここから売上げを上げていくのです。利益を上げる為に 一番に行うべきはコストの削減です。

 

コストを10万切れない経営者は、売上げを10万上げるなど出来ないです。

 

何故か?

 

コストの削減は自分都合

売上げの上昇は他者都合

 

自分の事さえコントロール出来ない経営者が、

他者都合の売上げを、見込めるはずがないのです。

 

先ずは経費下げる。

この考え方は 経営者の基本です。

 

 

では、コスト削減の4つのポイントお話しさせて頂きます

 

1.規模の経済性

売上げが大きくなれば、

単位あたりの固定費が下がる考え方

 

20世紀型の考えで、

兎に角、増産・大量生産で乗り切る考え方

同じ固定費で、大量生産を行い売上げを上げる方法です

例として

 

売上げ100万円 固定費100万円 1個あたりの固定費1万

 

売上げ200万円 固定費100万円 1個あたりの固定費5千

 

物を生産すれば、するだけ売れた20世紀のモデルです。

 

 

2.習熟効果

同じ質量の成果を、より少ないと投資で出せる方法

同じ作業を繰り返す事で、技量や能力を上げること。

 

従業員の実力が上がる事で、分1個だったのが、分2個になったなど。

同じ作業を繰り返すことで従業員が熟練し、能力が上がり、仕事の成果も上がる。

 

人件費は同じでも、生産量は上がる方法です。

一歩間違うと、

精神論と勘違いしがちな、

20世紀型のモデルです。

 

 

3.範囲の経済性

経営資源を他事業と共有することで、全体のコストを下げる。

21世紀型のモデル、多品種少量生産です

 

具体例

野菜生産 固定費100万

花生産 固定費100万

別々に生産した場合 固定費合計200万必要

 

同じ経営で生産することで

人・物・お金が共有出来る部分を、

削減することが出来る。

 

結果 固定費150万 

コスト50万円の削減

 

大量生産・大量販売の20世紀型から

量が売れない21世紀に対応する為のモデルの一つです。

 

 

4.速度の経済性(ネットワークの経済性)

早さの経済対応型の21世紀最新モデル

 

ユーザーが増えれば増える程、更に他のユーザーからも選ばれやすくなり、それに伴い顧客獲得コストを削減出来る。

 

さて、経費とは

原価 家賃 インフラ経費 人件費 顧客獲得コスト等々

そんな中で

一番重要で

一番コストのかかるものは何でしょう?

 

顧客獲得コストです。

 

常に、新しいお客さんが入ってこないと、ビジネスは永続させることは出来ないのです。

常に、新規顧客を獲得する為の、仕組みを作らないとなりません。

 

CM、新聞広告、雑誌広告、電車の中吊り広告、インターネット広告等々

これに大きな経費がかかるのです。

 

顧客獲得には大きな投資が必要ですが、これによりユーザーが増えれば増える程、更に他のユーザーからも選ばれやすくなるのです。

 

どういう事ですか?

 

SNSを例としてみてみましょう。

 

Facebook Twitter インスタグラム LINE

 

現4大SNSです。

 

今となってはSNS=に成りつつありますが、

昔は山のように、SNSが有ったのです。

 

大なり小なり、様々なSNSシステムに各社が手を出し、全世界に、国内にも、各業種別にも、沢山参入しました。

しかし、ある時を境に、絞られ始めます。

 

はじめは各社それぞれ大きな広告費を費やし、自社で広告を行いましたが、ある時を境に、広告を行わなくても、新規顧客が向こうから進んで入ってくる状態になります。

 

顧客獲得コストがいらなくなるのです。

 

1位が圧倒的1位になるのです。

 

これがネットワーク経済性 

速さの経済 正に速さ勝負なのです。

 

ユーザーの増え方というものは二次曲線に成ります。

横横からある時を境に一気に右肩上がりに成ります。

 

その沸騰点、伸び上がりに入られたら、もうその分野は参入出来ません。他のサービスはもう追いつけないのです。

 

この速さの経済では、遅い人は勝負にも成らないのです。

遅い人にはチャンスは無いのです。

 

ゆっくりじっくり良いものを創って行きましょうは、

今の時代は、成り立たないのです。

 

如何に早く、二次曲線の伸び上がりに

自社が入れるか?が勝負なのです。

 

とても良い商品良いサービスを構想何年で暖めてきたとしても、同分野で二次曲線の伸び上がりに、他社に入られたらもう駄目なのです。

 

故に 速さの経済 なのです。

 

昔mixiは日本のSNSでは国内シェア1位でした。

他社の追随を振り切り、一気に二次曲線を駆け上がりました。

その後海外のSNSブームに押されましたが、現在は匿名SNSとしての立場で残っています。

 

海外からTwitterが参入してきます。

この時も、他にもサービスは沢山あったのですが、みんながTwitterを始めたと言うことで、自分もやらなければと、一気に二次曲線に入りました。

その後Facebookの登場で一時期押されましたが、匿名性と文字に特化し、更に情報伝達のスピードの特異性が、確固とした存在意義を確立しています。

 

そう

そうです

この時期、みなさん違和感を感じたはずです。

価値が明確に分かっていないのに、登録をしてしまう流れ。

これがネットワーク経済性に、飲み込まれたと言うことなのです。

 

そして現れた 実名性SNS、 Facabook の登場です。

 

この時期にFacebook以外SNSサービスは無かったのか?

いいえ?山ほど有ったのです。全世界にも沢山あった。国内のも沢山あった。業種別にも沢山あった。様々なSNSが有ったにもかかわらず、Facebookが独占したのです。

 

何故?

 

いち早く二次曲線の伸び上がりに入ってしまったからです。

取り敢えず、みんなやってるから、アカウント登録をしなければ、と言った流れが出来、1位が圧倒的1位に成ってしまったのです。

 

インスタグラムも同様です。

他にも写真のみのSNSは沢山有ったのです。

これからはインスピレーションに訴えかけるSNSだ!

っと各社ドングリの背比べを始めました。

ある時、突然インスタグラムが、二次曲線の伸び上がりに入りました。もう、どの各社も追いつけません。

 

LINEも同様です。コミニュケーションアプリとしては他にも沢山あったのです。今となっては独占状態です。

 

二次曲線の沸騰点までに、

如何に早くユーザーを獲得するかなのです。

 

二次曲線の沸騰点までに、

如何に早く他社を出し抜けるかなのです。

 

有る程度集まると、人の方から入ってきます。

 

顧客獲得の広告宣伝を行わなくても、

みんなこれやってるんだよ?

みんなmixiやってるよ?

みんなTwitterやってるよ?

みんなFacabookやってるよ?

みんなインスタグラムやってるよ?

みんなLINEやってるよ?

っと勝手に登録し始めるのです。

勝手にユーザーになり始めるのです。

 

これが、ネットワーク経済性

21世紀型の顧客獲得システムです。

 

このネットワーク経済性を活用すると

ユーザーが増えれば増える程、更に他のユーザーからも選ばれやすくなり、それに伴い顧客獲得コストを削減出来るのです。

 

21世紀の今現在は「速さの経済」です。

如何に早く、二次曲線の沸騰点に辿り着けるかです。

その分野で、沸騰点に辿り着いてしまえば、

圧倒的1位で独占が可能な時代になっているのです。

速さ 速さです。

 

この4つのポイントはお気づきでしょうが

1. → 4. が 古 → 最新 の方法をご紹介してます。

 

コストを如何に低減させるか?

そのメカニズムは?

経営者たる貴方がどれを選択するか?

 

生き残れるかは、その選択で決まります。

 

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

それではまた。

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