「冬」　自己実現

こんばんわ！

本日もお越し頂きまして、ありがとうございます！

さて、

人生の春夏秋冬を４回に分けてお話してきました。

「春」0～２０歳又は0～２５歳　

他人を真似した自我を形成
「夏」20～40歳又は25～50歳　

極端な挑戦を実行し続け、両極端を体験
「秋」40歳以上　

失敗又は成功に絶望し、自我の崩壊

本日は、遂に最後の季節、

「冬」自己実現

に至ります。

（この年齢は、判り易くする為にに定義しているだけで、人によっては60歳を過ぎてもまだ春の人がいたり、20歳前後で既に秋の時期に至ってるなんて事もあります。
どの様な人生をあゆみ、どの様にうけとめ、進化成長をしてきたかで変わります。）

「秋」での自我の崩壊は、破壊の為の破壊ではなく、創造の為の破壊であり、一旦更地に戻してまた新たに創造する、スクラップアンドビルドの為でした。
更なる高次の自分を構築する為に、進化をする為に必要な破壊でした。

蝶は卵から孵化し、成長し、また一旦蛹として立ち止まり、蝶へ進化して行く。
此れは蝶になる為に必然なのです。

一度は他人の価値観、他人を基準として創った自我を壊して、

今度は内から自分を掘り起こして行く、正に内面の変革です。

内面からの変革こそが本当の改革です。

春があるから夏が来て、夏を越えたから秋が来る。そして、冬に至る。

全ては必然なのです。

ここでは、今までの全ての体験が生きる事になります。

過去から見ると、人生の出来事は全て偶然の連続の様に感じますが、

未来から見ると、人生の出来事は全て必然の連続であったとわかります。

再構築された自我は、

全ての事の両極端を知っています。

自分は体力的には此処までやれる。

自分は精神的には此処までやれる。

両極端の限界を知っています。

故に、

双方のバランスの取れた真ん中の道、中道を選ぶことが出来ます。

両極端を知っているからこと、調和が取れるようになります。

そして、

本当の意味での自分の強味。

自分は何が好きか

自分は何が得意か

を理解しています。

感情のコントロールも出来る様になっています。

それは抑圧するのでは無く、

自分の感情を、

適切な時に適切な場所で、

開放する事が出来ます

他人の評価は全く意識にありません。

他人への評価、他人からの評価を、価値基準としません。

人脈が欲しい、実績を上げたい、地位が欲しいなど等、

夢も目標も外を基準とせず、これがやる気の源にはなりません。

自分自身して生きよう

自分自身の有りの儘で生きよう

自分が一番、直感で感じる事に従って生きていく

そして、

自分自身を信じる

他人が信じる自分でもなく

自分が信じる他人でもなく

自分が信じる自分を信じます

全ては良い方向に運命が回りだす。

必要な時に必要な人に出会い、

必要なお金、必要な物が、全て必要な引き寄せで手に入る。

といった、人生に対しての信頼、運命に対しての信頼が持てる様になっています。

外見は変わりません。

しかし、内面は全てが入れ替わっている様な状況です。

我々人間は、半年で全ての細胞が入れ替わります。

故に本来で有れば、半年後の自分は別人なのです。

しかし、何故別人にならないのかというと、それは記憶が繋がっているからです。

過去の自分を常にイメージしている限り、どれだけ体も中身も変ったとしても、本人の考え方とか感じ方、選択や行動は変らないのです。

これを逆に考えると

記憶を引っ張らなければ、

人は別人になり得る。

人は完全に変ることが可能である。

っとなります

自我を再構築し、この高次の自分に至った際は、

既に過去を気にしておらず、未来にも期待をしていない状態に至ります。

春夏の際は、自分は何年後にはこうなりたい！あれを手に入れたい等々、未来に対して夢や希望を持って、夢の為に今を生きる感じで、今が未来の為の手段になっていましたが、

冬の時期は、この未来の為に今を生きる状態を越えています。

今、この瞬間を生きている。

今、これがしたいからする。

自分の直感に疑わずに行動します。

今の自分の為に

実にシンプル

春夏秋の際は、思考で行動を選択しているので、時に人生が複雑だったりしていましたが、

冬の際は、実にシンプル

他人基準は全て崩壊しているので、世の中が有りの儘で見えます。

裸の王様が裸の王様にはっきりと見えるのです。

世間が

あの人は凄いんだよ？　

みんなが言ってるよ？　

本人もそう言ってるよ？　

ちやほやされてるし人気ものだよ？　

って周りの人に耳打ちされても、

いやいや、あの人、只の裸の王様だよ？って言えるのです。

社会が大衆が作り上げた、常識と言う名のパラダイムがとれるので、全てが有りの儘に見えるようになります。

そして、今この瞬間に見える有りの儘の世界に、有りの儘の自分が、対応していく状態になります。

やりたいから、やる

やりたくないから、やらない

実にシンプル

何の為に？

それは得か？損か？

なんて余計な雑念はもう存在しなく、

この瞬間、やりたいか？やりたくないか？

ただ其れだけ

外の基準が外れてるのです。

誰かに良く思われたい

誰かに凄いと思われたい

お金持ちになりたい

出世したい

権力が欲しい

地位が欲しい

等々、こういった外の基準があると、考えちゃいますよね？

どーしたら得られるか？

こっちがいいか？

あっちがいいか？

これでいいのか？

得か？損か？

そーじゃないんです。

やりたいな♪　よし！やろう！！

これです！

そんな自分に辿り着いてます。

何の為にそれやってるんですか？　

やりたいから！！

以上

ごちゃごちゃ言葉がないんです。

なんでブログやってるんですか？

書きたいから！

なんで山に登るんですか？

登りたいから！

なんで走るんですか？

走りたいから！

その行動が幸せだから、やってるのです。

知識を晒して頭がいいと思われたいとか

充実している生活を晒したいとか

体を強靭にして皆に凄いと思われたいとか

全く無いのです

その行動がやりたくて、やったら幸せ。

それだけ！

シンプル！！

「なんの為に」が無くなるんです！

やってることが幸せ、やってることが喜び

やりたいからやってる　以上！！

勿論、やりたい事を集中して続ければ、スキルが磨かれます。

経験が増えていくので、より良い結果が出続けます。

どんどん知識や技術が上がっていきます。

そのレベルアップは目的では無く、結果として付いて来るんです。

健康の為に体を鍛える。スマートになりたいから。

では無く

健康の為に体を鍛えることが楽しい。結果スマートになってた。

他人の評価についても、それは当人の目的では全く無いのですが、結果として後ろから付いて来るのです。

自分が一番心からやりたい事を、直感に従い、一生懸命に情熱的に、ただやっている。

別に誰かの為にとか、誰かに評価されたいとか言うことでは無く、

自分が心からやりたい事をやった結果が、何故か他人の為になっていて、何故か誰かを喜ばせ、何故か誰かを幸せにしている。

目的では無く、行った結果が求めていた訳では無いのに、付いてくる。

評価が、お金が付いてくるのです。

お金稼ぎたいとかそれが目的にはなっていないのに、自分の好きな事をやると、お金も結果として付いてくるのです。

しかし、それが目的では無く

自分自身が何処まで成長できるのか？

自分自身が何処まで本当の自分として生きられるのか？

自分がこの瞬間やりたい事を、如何に情熱的にやって、その事だけに喜びを感じられる。

その事に集中している。

命がある限り、自分自身に期待している。

一生、自分自身の成長に焦点が当たっている。

そして、この行動が、偶々、人の為になっている

此れが本当の「自己実現」なのです。

本人的には「自己実現」に一点集中しているのですが、

その結果が、時に人の為、社会貢献になっている。

しかし、混じり気は無しで、本人は真面目に自分のやりたい事を、その瞬間やっているだけ。よって、不安や恐怖も無いのです。

瞬間に生きるので、心理的に将来どうなるとか、明日、来年、10年後、どうなってるのか？その為にどうしようこうしようが全く無いのです。

今この瞬間、やりたい事を情熱的に一生懸命にやる。

心理的にはもう、時間が存在しないのです。

やりたいことが焦点なので、その瞬間に存在するやりたい事をやる。

自我が崩壊し、さとりに至ると、人生は実にシンプルになります。

複雑な事は考えなくなります。

誰かと駆け引きをするとか、この前のことをこう思われたんじゃないかとか

余計な事は考えなくなります。

この瞬間やりたい事を、情熱的に取り組む。其れだけです

全宇宙で　全ての時代に　今この時、この場所に、自分が存在しているのは世界初なんです。この瞬間、貴方が此処に存在しているのは人類史上、歴史上初なんです。

だからこそ、自分だからこそ、出来る事があるはずなんです。

過去の先人たちとは違う、この瞬間を生きている世界73億人の誰でも無い、貴方唯一人が出来る事があるんです。その貴方だから出来ることは、他者から期待される自分ではなくて、有りの儘の自分で無いと出来ません。自分しか出来ない事を情熱的に取り組むのです。

今、この瞬間に、自分がこの世界に生きているからこそ、社会が、世の中が、ほんの少しだけでも、良くなるといったことが起きるのです。

それは貴方でなければ出来ないのです。

貴方が期待した他人でなく

他人が期待した貴方でなく

貴方が期待している貴方でなければ、出来ないのです。

替えが利かないって事です。

シフト交代では出来ないって事です。

貴方しか出来ないのです。

貴方しか画けない、貴方しか有り得ない、人生を送ることが出来るのです。

「only one」　それが　「自己実現」　です

皆、最終的にこの「自己実現」を求めるのですが、

自己実現するためには、全ての季節を正しく終えてこなければなりません。

話だけを聞いて、イキナリ冬の時期ワープするなんて事は出来ないのです。

全てが終わっていないのに、思考で冬に移行する事等出来ないのです。

春で創り

夏を充たし

秋に壊して

漸く冬に至るのです。

全ての自我の季節を経て、漸く自己実現に達するのです。

この事に気がつけた時、春夏秋冬全ての出来事が必然であり、出来事全てに感謝する事が出来るのです。

人生の階段とは、一直線の右肩上がりの階段では無いのです。

良い時期も辛い時期も経て、しかし、確実に上がっていくのです。

時にはこれは遠のいているのではないか？と疑問を抱く程離れたりしますが、確実に登っているのです。そしてそれは必然。

そう、人生の階段は大きな「螺旋階段」なのです。

様々な体験をして、時には影に回ったり、夢から遠のく様に感じたりしますが、確実に登っています。様々な挫折や失敗、辛いことがありながらも、一周すれば確実に一段上がっている。

ポジティブネガティブ両面を受け入れつつ、自分の信じる自分を信じ、階段を一歩一歩登っていく。

それが　「人生の螺旋階段」なのです。

憧れてワープの望んじゃ駄目です。

その時の貴方　その時の貴方が果たさなければいけないことがあります。

春の時期

夏の時期

秋の時期

冬の時期

其々で胸に志す言葉が違います。

力を尽くす事柄が違います。

夏に冬の精神でいてはいけないんです。

春に秋の精神ではいけないのです。

その季節に必要な　言葉があります。

その季節に必要な　人たちがいます。

故に成功者にお勧めの本を聞いても応えないのです。

その時に必要な本は違うからです。

その時に必要で無い思考を入れると、混乱してしまうのです。

その季節でやることは決まっているので、その事に集中するのです。

故に

この本を薦められたけど良く解らなかった、

この本はめちゃめちゃマイナーだけど、自分に稲妻が走った。等々

此れはもう直感が教えてくれます。

今、この瞬間に必要な言葉は此れだ！

今、この瞬間に必要な人はこの人だ！

今、この瞬間に必要な本は此れだ！

心の声にしっかりと耳を傾ければ、必ず応えてくれます。

思考を一旦止めて、直感に従うんです。

考えるのを止めて、自分の心を信じるのです。

こういう時は直感が正しい！！これ絶対です。

故に一貫性っておかしいのです。

時に常識に従い、皆と一緒に居たほうがいい。

時に常識を捨て、断捨離を行い、一人の時間を第一にすべき。

その季節季節でま逆の思考を必要とするのです。

一つ　変らぬことは　「決断」　です

一つ　変らぬことは　「進化成長」　です

一つ　変らぬことは　「感謝」　です

その他はその時その時違うのです。

貴方は、昔こー言ってたとか

貴方は、昔こーだったとか

貴方は、こういう人だとか

どーでもいいんです。

寧ろそんな過去としか付き合えない人は要りません。

最後に

人生とか

運命とか

貴方自身

信じて良い

信じて大丈夫

全ての季節を懸命に生きていく中で、

時に他者に評価される事もあれば、非難される事もあります

時に自分が認められる事もあれば、認められぬ事もあります

時に上手く行く事もあれば、上手く行かぬ事もあります

しかし、信じて良いです

人間とは常に健康に戻ろうとする様に出来てます。

体温が上がったり、下がったりした時に熱を調節する手段をとり、自分の平熱を維持しようと働きます。

病気や怪我をした時、自己防衛や自己修復を行います。

体は常に健康に成る様に働きかけます。

心も同じです。どんなに失意の状態にあったとしても、必ず健康な意思に戻ります。どん底に落ち、不幸になっても、必ず幸せに成る様に心は働きかけます。

だから、自分を信じて良いのです。

人生や運命を信じてよいのです。

言葉であり、人であり、本であり・・・・

その時直感が教えてくれて物は、必ずその時必要なものです。

それは後でわかります。

その時は、なんかピンとこなかったな・・・、損した気分だ・・・なんて思考が理由をこじつけますが、その時手に取った事が出会った事が、後で必然だったと気がつきます。

そして、全ての出来事に感謝することになります。

一瞬一瞬は全て必然

出会いも別れも必然

全て必要で信じてよいのです

自分のを信じて、貴方の直感を信じて、

その時その時を　一生懸命に生きましょう

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

それではまた。